マスター3/怒りのアフガン
2019年4月12日(金)
また深夜にカミサンと二人で一緒にnetflix視聴。新婚の頃でもこんなに一緒にテレビ観たりしてないね。
ランチ。後輩のアツシが来てくれてひとしきりお喋り。
俺はアツシが大好きなのだが、アツシも俺を高評価してくれており非常に「気持ちのイイ後輩」。仕事の事やらプライベートの事など、1時間くらい話し込んだ。
が、本日のマスターは説得力ゼロ。どんなに仕事の話をしたって、だって店内にお客様が全然居ないんですもの・・・。後輩来てるのに、超カッコ悪いじゃん・・・。
どうしたのお客様?マスター悲しくなっちゃうじゃない・・・。
と、ランチは散々な結果だった。
夕方、三女と図書館&牛乳を買いにスーパーへ。七夕の紙芝居を読んでくれた。
夜、今度は幼馴染のダイチがご来店。A・ZA・SU。
夜は忙しかった。本当に忙しかった(アツシ、信じてくれ。本当なんだ、売上も良かったんだ)。とはいえ、「ご予約」が多かったというだけで、通常営業の事を考えたら、う〜ん・・・って感じだな。
さて、そんなうだつの上がらない喫茶とおりみちでございますが、先輩からとある雑誌のとある記事について「目を瞑ってはいけない」と回覧板が回ってきましたので、ここは一つわが町の「○級グルメ」と、それにまつわるものに対してたった一言(1000字だけ)残して置こうかなと思います。
え〜、まずTY経済さんのその記事によりますと、どうやら「邑南町にあるお店はみな『A級グ○メ』」みたいなイキフンの記事になっておりますな。よそのお店さんの事は知りませんが、喫茶とおりみち(邑南町井原)はその「A○グルメ」というものとは全くの無関係でございます。
そして「邑南町は広島が近いから広島と同じ客単価で営業できる。だけど家賃は安い」ともございます。
どこのド素人のボーン(骨)ofホース(馬)がお書きになったかまでは存じ上げませんが、まずそもそも「広島の客単価」は高いのでしょうか?
経済の競争原理からして、商店舗数があればあるほど単価は下げざるを得ません。隣のお店よりも安く商品やサービスを提供ために、都市圏のお店はどちらも大変な企業努力されています。つまりお店が多いほうが「安くなる」わけで、おめぇはアルフレッド・マーシャルからやり直してこいや。
ちなみにGoogleで「銀座 カフェ」で検索して最初に出てきた喫茶店のレギュラーコーヒーは「¥420」。恥ずかしながら喫茶とおりみちのコーヒーは「¥450」でございます。「おーい、銀座〜!お前らも島根で商売したら¥30儲かるよ〜」って事ですかね。アホらしい、さぶい。
でもウチも¥450でも利益は無いですけどね。だって、プロパー(仕入れ価格)じゃないから。島根だから業者さんがいないんだもの!
「仕入れ」じゃないんですよ、この邑南町の飲食店は。普通の価格でお買い物して、それを提供しているわけです。みなさんと同じ値段で材料を購入し、それを加工して提供しているんです。この町の飲食店は。
つまり原価が非常に高く、利益が低いんですね。
「邑南町は客単価が高い」んじゃなくて、「その金額じゃなきゃ食っていけない」からだけなんですよ。田舎すぎてコーヒー豆を「仕入れ」られないんです。野菜や肉も。
ここを読んでくれている人なら、俺たちがどれだけ休みを潰してコストコまで仕入れ(それも全然安くない上に大量の時間も使っているか)をしているかわかってくれているでしょうけど。
そこへいくとこの東洋K済の記事書いたトンマ、こら。おめぇさては一切取材してねぇな?
でもまぁそれはイイ。お前は一生そのチョウチンぶら下げて生きていけ。
問題は、これ誰がこの記事にオッケー出した?ってところだ。
行政絡みの記事なんだから、「町」でこの記事にマル出してるんだよなぁ?
ふざけんなよ。俺の友達を都合のイイように使いまくって、その上てめぇらの下手こいた責任押し付けやがったくせに。それでもまだその味しがもうってか?一生懸命やってくれた人ポイ捨てしたうえに、こんな時だけまた利用しやがって。お前らほんとうに人間か?感謝とか愛情とか恥とか無いのかよ。
A級グル○とかいうヤツのせいで、何人が不幸になってるんだよ?現場の人たちは全員頑張っているのに、みんな大変な思いばかりで何もキャリアもスキルもつかせてやってねぇじゃねぇかよ。
逆に誰か幸せになったのか?そのスーパー公務員さんとかいうヤツ以外によ。
腹立つわ。
ちょっとカープが負けがこんでいるというのもありまして少々感情的になってしまいました。
わたくし共「喫茶とおりみち」はただの喫茶店、田舎のドライブインでございます。美味しいパスタを作る優しいカミサンと、経済評論家の荻原博子さんに似ているマスターのふたりでノンビリやっております。
映画とかラジオとか落語の話がしたくなったら来てくれよな!
料理?ジャンクフードばっかだよ!
ただ、けっこう美味いけどな。
アツシ、違うんだ。ヒマだから長い文章書いたわけじゃないんだ。本当に本当に忙しかったんだ。