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2022-06-05

朝営業は、悩めるオジサンを救う

2022年6月5日(日)

深夜。ここのところ何度も挑戦しては寝落ちしてしまっている『トップガン』に再チャレンジ。どうやっても「ハマる」事が出来ないし、当時これがどうしてそんなに人気があったのかやはりわからない。

それでも各所から溢れかえっている「新しい『トップガン マーベリック』はスゴイぞ」の声に、ここはちゃんと復習しておこうと最後まで観た。

 

朝。本日も無事に7時半にオープン。

掃除しながら仕込みしながら、ただ玄関を開けているだけという営業だが、しかし国道261号線を通る人は徐々に「なんかココの店、最近早く開けてるなぁ」という印象は持ってもらっているはず。

この夏、そんな人たちにビシっと更に存在感を出してやる。

 

9時。カウンターには後輩のショーケンやら土建屋ショウがご来店。

後輩、っつってもしっかりオジサン。しかしやはり喫茶店のモーニングとオジサンは相性バツグン。これでイイのよ。

 

ショウはまたお土産持ってきてくれた。

「いつも娘さんたちばっかりのお土産でしたが、今日はマスターの分です!」ロキソニン入りの湿布、いいねぇ〜。コラーゲン飲んでコレ貼って、俺の四十肩の終わりも見えてきたと言っていいんじゃないでしょうか?

ショーケンにはお互い最近読んだ『モンク思考』から、ブッダ(というか仏教における到達点ってなんだ?)についての教えを請うてみたのだが、「わかってない奴が、もっとわかってない奴に訊いてる」みたいな状況になってしまい、まさにカオス。

爽やかな日曜日の朝が、オジサンたちの煩悩カウンターになってしまった。

 

昔は、夜になるとワラワラとやってきていた酔っぱらい達が、今ではモーニングで相談を持ち寄る。あの頃のハイボールとマルゲリータは、ホットコーヒーとトーストに変わって。

まぁ、イイんじゃないでしょうか。喫茶とおりみちは永遠に「部室」です。

 

ランチ。本日も満席御礼、ありがとうございました。

今日も初めてご来店というお客様が多かったように思えましたが、いったい何でこの寒村の喫茶店を知ってもらえたのだろうか?

1組のお客様に訪ねてみると「いや、40年前くらいに来たことがあるのよ。この子がまだ2~3歳だったかしらね」。それはそれはありがとうございます。

 

たしかに再来年は創立50周年。

そろそろ「老舗」感を出さねばならんのに、今だに悩みもがき苦しみながらの、足元おぼつかない営業でございます。

 

夜もけっこう忙しく。どちら様もありがとうございました。

 

明日も朝起きて、歯磨き終わって保湿クリーム塗ってサプリ飲んだらすぐ開けます。美味しいパンを分厚めに切っておりますので、どうぞよろしくよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 


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