3/6(日)はランチで終わります
2022年3月5日(土)
早朝、怖い夢をみてしまい飛び起きる。
三女が神戸の街で迷子になってしまい、いくら探しても見つからないという夢だった。
軽々しく目を離したのが悪かった・・・と悔いながら、延々と北野やトアロードを探して回るという嫌な夢。
夜中にずっとウクライナのニュースを見てしまっているせいだろうか。ウクライナにとっては「現実」、俺の悪夢なんぞ屁の突っ張りにもならんのだけど。
とにかく一刻も早くウクライナの皆さんに日常が戻りますように。
ランチ、満席御礼ありがとうございました。
今日はえっちゃんの居ない日だったが、キッチンでは代わりに三女がお手伝い。
「パパとママが絶ッッッ体にケンカしないんなら手伝ってあげる」というお約束だったが、三女のおかげで超スムースな営業。ケンカどころか、ノーストレス&娘が手伝ってくれる喜びで、非常に心地よく過ごせました。ありがとう。
さすがの三女も疲れたらしく、終盤になって次女と交代。
次女はサササッと洗い物をこなし、「じゃあ中学校行って来るわ!」と元気に出かけて行った。
お友達とのゴタゴタに疲れ果て、「でも辞めない!」と粘りに粘ったバレーボール部を退部した次女だが、今は総務部というところで楽しくやっているらしい。
次女は「けっこうアタマ使うんだわ〜」なんて、バレーボールしてた頃には見れなかった笑顔が増えた。
毎日悔し泣きで帰ってきた事を思えば、「辞めたのは正解」とは言わんまでも、決断は間違いではなかったはずだ。
総務部というところが何をするところなのか、パパは全くわからんが、お前が楽しく過ごしてくれているなら何も言う事はない。
17時、夜の営業スタート。
同じく17時、次女から「今、総務部終わった〜」とカミサンに電話があった。らしい。
これが誤算の始まり。
もし次女がカミサンではなく、俺のスマホの方に電話してくれていたのなら、こんなバタバタにはならなかったのに。
19時。
次女、帰って来ない。
普段ならクルマで迎えに行ってやるのだが、カミサンは「歩いて帰って来なさい」と伝えて電話を切ったらしい。
2~3日前にも全く同じやりとりがあったのだが、その時は電話のやりとりが聞こえたもんで、カミサンには言わずそ〜っと俺が迎えに行った。
「そんなん歩かせたらいいやん」とカミサンは言うけれど、でも田舎道は暗いし寒いし。
2時間は長すぎる。
歩いてもだいたい45分くらいの距離。
19時。真っ暗、次女帰って来ない。
これはもう探しに行くしか無いと、クルマで中野の街をグルグル。
1周して2周して3周したのだが、次女は見つけられなかった。救急車がサイレンを鳴らしながらすれ違っていく。
一旦お店に戻り、今度はおふくろも出動してくれた。
俺はレモンサワーを提供し(Mさん、ごめんなさい!バタバタしててお出しするのが遅れてしまいました!)、それから急いでまた捜索へ。
川沿いに細い道がある。
そこは俺も中学校時代に通った道で、次女もそこを歩く事があるらしい。
もう真っ暗。クルマから見える川のむこう側は人がいるかはわからない。
クルマを止め、川沿いのその細い道を歩いて探す事にした。
スマホのライトを照らし、川と田んぼと左右に光を振りながら歩く。仕事のエプロンもしたままだった。
今朝夢で見たのは、「三女が居なくなる」という夢だった。
夢でも相当辛いのに、まさか本当に娘を探す事になるとは。
カミサンから「同級生の親御さんにも聞いてみて」と電話があり、心配をかけるのは申し訳ないと思いながらも急いで電話してみる。
でもみんな「わからない」と。
引き続きトボトボ歩く。スマホのライトを使って。
その明かりのスマホの待ち受け画面には次女の微妙な笑顔。カミサンの「iphone13」を持っているスマホが欲しくてたまらない次女・・・。
こんな事ならスマホ持たせてやってたら良かった、俺が間違っていたのか。
とにかく悪い想像しか無い。
しかし垣崎醤油の先から歩いて中野郵便局に着いた頃、
「パパ〜!ごめん〜、お家着いた〜」とカミサンのスマホから次女の声が。
生きてたか・・・。
なら、良し。オールオッケーよ。
郵便局からまた歩いて引き返し、そして何気ない顔して再び営業。
娘が帰ってくるのが遅いとか、今それどころじゃない事がおきている国があるというのに。こんなに一人で焦ってしまってカッコ悪いったらないな。
怖い夢をみるとか、子供が帰ってくるのが遅いとか、年々自分が弱くなって来ている気がする。