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2020-11-11

11/12(木)はランチでおしまい。

2020年11月11日(水)

寒い、暗い、間違いない。

朝5時半はまだまだ漆黒、気温は0℃。今日は中1次女のバレーボールの新人戦。学校まで送って行った。

 

「別にやる気ないし」「めんどくさいだけ」と、中学生さ満開の次女。外の気温に勝るとも劣らない「さぶい発言」だが、それでこそ中学生ってもんよ。ただ、男の子だったらぶっ飛ばしてたけどね。

 

送って帰ってからは今度は三女が「学校に行きたくない・・・」。

わかる。

パパも小学校なんて本当に1度たりとも行きたいなんて思った事はなかった。そして今でも行かねばならない本当の理由はわからない。

 

実際のところ三女はどうやら腹痛や頭痛も出ており、精神的なモノとはいえ、苦しんでいるのは間違いない。

俺的には「休んでもイイんじゃないかしら・・・?」とオロオロしているのだが、カミサンはどっしり構えて「行ける行ける!」。

結局、三女は渋々登校していった。

 

ランチ、ボチボチ。入れ代わり立ち代わりで、しばらく満席が続いてくれた。

 

夜。三女とお風呂。

「パパは〜、『鬼滅の刃』だったらぁ〜」と、三女の大好きな漫画のお話を振ってくる。

三女との会話のために一応すべて読みはしたのだが、「じゃあさ、8巻のさ〜」と細部の話には到底ついていけない。

 

ただ、ここ最近の行きたくもない学校に無理やり行かされて生気を失っている三女が、唯一『鬼滅の刃』の話をしている時だけはキラキラしているのだ。

父としては、出来る限りそのキラキラを共有してやりたい。今日から再び『鬼滅の刃』を読み直す事にした。たしかに8巻は素晴らしかった。あれに感動できるんだから、ちゃんと成長しておるわ。

ただやはり学校には行け。

「教科書には大事なことが書いてない」とかいうヤツに限って、ちゃんと教科書を読んでないからな。

 

そして深夜。

その教科書をまるで読んでなかっただろうツレからLINE電話。どうして大阪のやつはみんなテレビ電話してくるのだろうか(尼崎を含む)。

 

俺が結婚する前は「1週間に10日」は一緒に遊んでいたツレだが、ここ10年ほどご無沙汰だった。

電話に出るなり、「あ!お前ぜったい筋トレしてるやろ!顔見たらわかんねんぞ!」「飲食業が筋トレなんかすんな!スナック言っとけ!」と、ダメ人間がする発言を連発してくれる。

 

中身が変わらんで嬉しいが、この低レベル発言を繰り返す男は俺らの業界の中でのスーパー出世頭。今では世界で最もデカいサービス産業の企業で、アジア人初のマネージャーまで務める男。

 

ろくに学校も行ってないし、英語も出来ないのに名門の企業に採用されるんだからとんでもないシンデレラストーリー。

「なんか採用されたわ〜」って聞いた時、俺は倒産の直後だったのだが素直に「お前なら受かるわ」と思えた、そんな男。

 

教科書にも色々ある。

学校から配られるのも素晴らしい教科書には違いないが、このツレも「俺の教科書」だ。

楽しくやるのが1番イイ。三女が自分なりの教科書を見つけられるように祈っている。

 

 


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