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2020-07-10

次女と俺の家庭内ヒエラルキー

2020年7月10日(金)

我ながら、今日はホントに、本当によく頑張った一日だった。

後半は疲労困憊で、オーダーミスはするわピザは焦がすわで最悪だったが、しかしそれほどに忙しい一日であった。疲れた〜〜〜

 

ただ、それを態度に出したり口に出すべきではなかった。特にカミサンに向かって言うのは間違いだった・・・。

 

カミサンからは「そりゃあ長女のお弁当とか朝食は作ったかもしれないけど、ワタシだってずっと働いてるし!お昼ごはんも、晩ごはんもワタシが作ったし、猫たちのご飯だってワタシでしょうが!」とお叱りをうける。そうだった、俺たちは忙しい時は二人共に忙しいんだった。

文句たれてしまって申し訳ありませんでした・・・。

 

夜。

お仕事終わってリビングに上がると、マッサージチェアに『鬼滅の刃』持ち込んで更にお笑い番組を観ている次女(期末試験まであと3日)。「マッサージチェア」、「鬼滅の刃」、「お笑い番組」。いや〜ゴキゲンだな、次女よ。

まぁイイよ、それが人間だもの。すごくよくわかる。

 

それに引き換え、三女の勉強熱は今日も冷めず。ひたすらに漢字のお勉強。もう22時。

結局今日も漢字テストは無かったようだが、三女にとってテストも40点の合格ラインも、もはやどうでもいい事。今は点数よりも「漢字の練習」自体が楽しいらしい。

 

「出来なかった者」だけが知れる喜び。

最初から逆上がりが出来たり縄跳びが跳べたりするのは、それはそれで素晴らしいが、やはり「頑張って出来るようになる喜び」というのは、こればっかりは「出来なかった者の特権」。至上の喜びだろうな、わかる。

三女は今その喜びを噛み締めているようで、漢字の練習がまるで「楽しく遊んでいる」みたいに見える。素晴らしい。応援される人生というのはお前のような人こそが送れるのだろう。

「出来ない」が強みになれば、もうお前の人生に何も怖いことはない。失敗したからこそ楽しめる、チャレンジ自体が面白い、そんな人間になって欲しいとパパは思います。

 

三女、「ぱぁぱ〜、それで今日はどんなにお仕事大変だったのぉ?」。

おぉ、漢字練習しながらしかも俺の悩みまで聞いてくれるというのか。いつもいつも優しいなぁ。

でもな、パパだけが大変だったわけじゃなくて、ママもずっとお仕事頑張ってくれてたんだよ。忙しい合間に、お昼ごはんも晩ごはんも作ってくれたしね。なんならママの方が大変だったんだよ。

 

「そうなんだ〜。晩ごはんは餃子(味の素:嵐の櫻井がCMでやってるヤツ)だったけど、お昼ごはんは何食べたの〜?」

お昼ごはんはね、お昼ごはん・・・、え〜っとお昼は〜

 

そうだ!

お昼もむちゃくちゃ忙しかったから、昨日のお味噌汁を昨日の冷ご飯に自分でぶっかけて食べたんだった!それをアイツ「お昼ごはんも、晩ごはんもワタシが作ったし」って、よくも騙したな!

くっそ〜〜〜!

 

おい!カミサン!お昼ごはんは作ってないじゃないかよ!よくも騙してく

 

くらいまで言ったところで、

「ワタシが今日何人のお客様のお昼ごはん作ったと思ってるのよ!」「それに、その昨日のお味噌汁だってワタシが作ったし!」

と返されてゲームセット。今年のカープくらい弱い、いやそれより弱い。「餃子は櫻井が作ってくれてヤツだし!」とか言わなくて本当に良かった。

 

500mlの炭酸のペットボトルにちょっとウイスキー入れて、娘たちが残した餃子つまんで本日の締めくくりと相成りました。

 

どちら様も、どうか働きすぎてパートナーを思いやれないようになりませんよう、ご注意ください。

味の素の冷凍餃子も美味いです。冷凍してくれた櫻井くんも偉いし、焼いてくれたカミサンも偉い。

明日から猫のご飯も俺がやろうと思います。


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