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2020年12月9日(水)
夜中。三女と2人でお話。
学校に行けなくなってしまった三女だが、まぁ、無理に行かなくても全然イイ。親として心配が無いと言えばウソになるが、ココロが壊れるよりはゆっくり休んで欲しい。
別にお寝坊さんしてもイイし、という事で、そこで夜も遅かったが長らく2人で色々と話し合った。
三女「あのリレーの時に、ハクちゃんがね・・・」
あぁ、保育園の時の運動会のリレーね。あれは素晴らしいリレーだった、パパも忘れられないわ。
三女には「ハクト王子様」という憧れの同級生がいるのだが、その王子様はいまや引っ越して遠くに行ってしまった。
しかし3歳から続くその片思い、冷める気配はいまだに全くなし。父親としてはちょっと複雑だがね。
保育園の運動会というのは、今から3年前。
最終競技がその「みんなでリレー」だった。
バトンを受け取ったアンカーのハクト王子は、韋駄天ツグちゃん(これがまた別格で早い。毎朝玄関をお掃除してから学校へ行く)とデッドヒートを繰り広げる。
二人共ムチャクチャに速く、そして、走る姿がなんとも美しかったのを覚えている。
最終コーナー、ラスト30m。
全ての園児と保護者が「二人共がんばれぇ〜」と絶叫したその瞬間。
ハクト王子はその自らのスピードにカラダが追いつかなかったのか、前のめりに大きく転んでしまった。
ここまではよくある話。
そもそも保育園児。なんならそこで泣いてしまってリタイア、という事もあるだろうし、なんせ派手に転んでるからケガだって心配だ。
だからハクト王子が転んだ瞬間、観客にとってこのレースは終わった。
観客にとってはな。
しかしハクト王子。
その「すっ転んだ」事すらを利用するかのように、むしろ「これでよけいに勢いづいたぜ!」とばかりにその転んだ勢いのまま立ち上がり、すぐさま韋駄天ツグちゃんを追い詰めた。
結果、追い抜くことは出来なかったが、転んで余計に速くなるなんて、靴が脱げた時の谷口浩美どころではない。
あの運動会がどれほど盛り上がったか。
全保護者が忘れられない思い出深い運動会、確かにあれはサイコーだったな。
そして三女「あの時ハクちゃんはすぐに立ち上がったの。でもワタシは転んで起きあがれないまま・・・」。シェ、シェークスピア〜・・・
三女の不登校について、カミサンは学校へ。
もちろんクレームとか対応への不満ではない。実際、我々夫婦もそして三女も誰にも文句はない。
邑南町には同じような苦しみを持つキッズのための施設があり、そこでの時間を持てるように、今日はカミサンが段取をしてきてくれた。
帰ってきた三女とお話しながら洗車。
洗車もイイけど、でもお前そこの施設はどうだったよ?
じろりとコチラを眺めてから、「ワタシのためにあるような場所だったわよ〜〜〜!」
と、どうやら三女は大変気に入ったようで、明日からお世話になります。どうぞよろしくお願いします。
次女の懇談はまた別のお話・・・