ワカンダ・フォーエバー
2020年8月29日(土)
朝イチ。
隣で美容室やってるダイチに髪切ってもらって、スッキリ爽やかヨコワケハンサムボーイ。スーツから開襟シャツ出してるスタイルが似合う感じにしてもらった。たぶんダイチはあまり好きじゃなかったかもしれんが、俺はムチャクチャ気に入って嬉しかった。
ランチ、程々に忙しくなりました。ありがとうございました。
アルバイトのえっちゃんが居ないというのは、お店の現場としては非常にやりにくくお客様に御迷惑をおかけしてしまっている状況にあるのだが、しかし経営する側としてはコレは「考えるべき」イイ機会。
つまり、「店員が二人でもスムーズに運営できる方法」を経営者が身を持って考えざるを得ないというワケ。これはむしろチャンスだ。
オペレーション、予約管理、受注と発注、納品速度・・・。もしこれらのイイ方法を発見できれば、えっちゃんが戻って来た時、我々はよりイイお店になれるはず。
が、全然思いつきません!も〜ムリ、えっちゃんが帰って来て余裕が出来てから考える!そんな事より洗い物のヤマだもの!
テイクアウトのご注文もたっぷりで、今日は休憩もほぼ無し。カミサンも俺も、ちょっと横になろうとすると電話が鳴る。ありがとうございます。
夜、18時で満席御礼。
そんなピリピリムードのキッチンで、「稲刈りについて」の話が出ちゃって、またマスターの短気が出てしまう。あ〜俺が悪かった〜
でも、俺ホントに農業はもうこれ以上はしたくないのよ・・・。
「お店休んで稲刈りを」って、それ休みどころか、もっとキツイしね。
協議の結果、9月2日(水)はお休みをいただく事になりました。がんばって稲刈りしてこようと思います・・・。
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チャドウィック・ボーズマン、あまりにも早い。
今日もBLM問題について、T先輩とNetflixで観た『ザ・ファイブ・ブラッズ』について話したところだった。
『ブラックパンサー』では、強く優秀な女性たちに守られながら、差別や「古い常識」を持つ親や先祖への葛藤に苦しむ、まさに「現代の男性」を象徴した役を演じた。
『42』では、初の黒人メジャーリーガーを。差別を「結果」でひっくり返したのは、オバマよりもジャッキー・ロビンソンが先だった。
チャドウィック・ボーズマンは、自分の芝居で世界を変えようとしていたんだな。
『ブラックパンサー』の時にはもう患ってたなんて。
なんという職業人魂だろうか。
誕生日が一週間違いの同い年なのだが、そのテメーの「志の低さ」に我ながら情けなくなってくるわ。
休みが無いだの、アタマが痛いだの・・・。ホントに自分が情けない。
チャドウィック・ボーズマン、もっと仕事がしたかっただろう。その仕事でもっと世界を変えたかっただろう。
世界中の至るところで彼の「想い」はカタチを変えながら引き継がれていく。
あの素晴らしい映像を観た者たちは、その恩返しをしないではいられないだろうから。
ワカンダフォーエバー。
アジアの極東、山間部にあるまさにワカンダのようなところにある喫茶店のマスターとその次女が彼の「想い」を引き継いでいこう。