3月1日(日)はお休みをいただきます
2020年2月29日(土)
6時起床。今までならそこからすぐに仕込みや掃除をし始めるのだが、全然カラダが動かない。別に全然疲れてなんかないのに。
10時前になってようやく動き出せたが、店のことは何も出来ない。
ここでついにカミサンからのドクターストップ、「もう休もう」。
今日の営業は予約もあるし、一日なんとかやり過ごすとして、明日はせっかくの日曜日だが臨時休業にさせてもらおうというカミサン判断となった。
「日曜日に来れるのを楽しみにしてくれているお客様もいらっしゃるのに」と、また不甲斐なく思っていたが、この今の俺のせいでカミサンもボロボロなのだ。ここは絶対に休んだ方がイイんだろう。
とにかくランチはなんとか切り抜けた。今日も次女と三女がずっとお手伝いをしてくれた。
休憩、また横になっていた。
16時。郵便屋さんが書留を持ってきてくれたので、なんとかカラダを起こしてハンコを押した。吐き気は収まっているようなので、起き上がったついでにルームランナーを動かした。
立ってるのもシンドいがランナーはもちろん自動で動く、足を動かさないなら転倒するだけ。だから、走るしかない。
30分、4km。「自暴自棄になった人間がルームランナーで30分走ったらどうなるか?」の人体実験を決行してみた。
それまではアタマの中や胸の内が「悪い事」でモヤモヤと灰色になったような気がしていたが、30分後はただの真っ暗闇。漆黒。
普段のランナーと違い、フラッフラの状態での走り。ぶっ倒れて終了した時にはただハーハーと呼吸をするので精一杯で、灰色どころかなんにも考えることは出来ない。息が苦しい、何度も何度も大きく呼吸をするだけ。
しかし、気持ちはラクだ。
力づくではあるが、「無意識」と「深呼吸」を同時に体験。「それは違うだろう」と言われそうだが、まるで俺には禅における「瞑想状態」になれたような気がした。
快方に向かっているかはまだわからんが、カミサンが「確かに顔がちがう」とは言ってくれている。