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2023-05-16

運動会

2023年5月15日(月)

明け方、新しい本を読み始める。韓国で大ヒットしたハードボイルド、『破果』。

女性を主役にしたハードボイルドは数は多くはなくとも、『グロリア』をはじめ、『ターミネーター2』『レオン』など名作が多い。

しかし、『老女が殺し屋』という設定の小説は不勉強ながら読んだことが無い。これは楽しみだと読み始めたら、最高にピリピリ。

合間合間に「村上春樹な匂い」もしたが、まぁ『破果』っていうくらいだもんな。多分映画化されると思うが、主演はぜひとも草彅剛で演っていただきたいと思う。

 

昨日まで熱が出ていた次女と三女だが、次女の方は「全然大丈夫。絶対に学校に行く」と朝食を放り込む。

 

普通、熱が出れば「やった〜、学校休める〜」と思いそうなものだが、昨夜次女は「気合で熱を下げる」と言い、そして成し遂げた。

熱があっても「行きたい!」と思わせてくれる高校に大感謝。

 

 

ランチ。大忙し、ありがとうございました。

終わり際に土建屋S社長が久しぶりにご来店。真っ黒に日焼けされており、社長自ら現場に出られているご様子。

コーヒーだけ飲んで「じゃ、もう少し頑張るわ」とスッとお帰りになられた。「今夜、一杯いかがですか?」くらい言えば良かった。

 

夜はラストオーダー時には皆様お帰り。今日もスムーズに営業終了。

 

風呂上がって店の片付けをしていると、S社長から「今から行ってもイイ〜?」とお電話。こんな事なら、やっぱり声をかけてあげてれば良かったなぁ。

で、午前様。

 

2023年5月16日(火)

今日はお店はお休みさせていただいて、次女の高校の体育祭へ。

 

キレイな海が見える芝のフィールドで体育祭。これが次女が「気合で熱を下げて」でも行きたかった体育祭、シチュエーションだけでも贅沢な青春だなぁ。

 

こちらの高校での初めての体育祭なもので、どこから見学したらイイもんかと思っていたら、たまたま「こっちがイイですよ」と親切な父兄の方に教えられ、裏山を削ったようなところに案内される。エクセレント。全部が見渡せる。

 

開会式。

ラグビーと野球は全国クラスなので、さぞ素晴らしい身体能力を魅せてくれるのだろうとその裏山からフィールドの高校生を眺めていると、なぜか俺の横にはアメリカの警察の帽子を被ったレイザーラモンHG風の精悍な男子生徒。

俺を含め何事かわからずポカンとする周囲の保護者に対し、そのHGは「失礼します。自分、恥ずかしながら今回の体育祭の準備運動を担当いたします」と説明すると、おなじく本部席からアナウンスが。

 

「あれ?準備運動の担当がいませんね?」

「◯◯君どこですか〜?」

 

で、「こっちだこっちだ〜〜〜!」と我々のいる裏山から堂々と歩いていくHG。すごい始まり方するな!ここの体育祭!

で、HGはみんなの前で腰を振りまくり、それで開会式終了。すっげぇ〜

 

全く見たことの無い学校行事。

アナウンスは「じゃあ各自でストレッチしておきましょうね〜」って、なんちゅう自由な高校だよ。

 

運動会が始まってからも、生徒は終始リラックス。体操服の概念もないし、アイブラック(メジャーリーグの外野手がしてる目の下の隈取りみたいな)もしてるし、スポーツサングラスしている生徒も多い。

去年、長女の高校の体育祭に行ったけど、同じ島根でも全然こんなんじゃなかったぞ。

 

姫路の高校の卒業式で問題になってた「コーンロウ(アフリカンの伝統的な髪型)」も、男子も女子も何人もおるし。

自由だなぁ…。

 

更に素晴らしいと思ったのが、芝生でごろ寝している「特進クラス」の生徒たち。

運動が得意じゃなくても、横でちゃんと参加している。教科書や参考書を開き、問題を出し合ったりして、彼らも楽しそうだ。

次女、これはイイところに入学させてもらったなぁ。そりゃあ気合で熱も下げるわ。

 

 

そして各種目も全てがエンターテイメント、全部が面白い。オフクロ連れてきてやりたかったな〜。

 

途中カミサンが、「なんか、みんなオシャレじゃない?」と言っていたが、俺もそう思う。

運動部の鍛え上げられた肉体もそうだが、ここは島根とはいえ、多くは関西圏出身の生徒さんが多い。

つまり「リトルオーサカ」、島根にある「大阪」だ。そりゃあエンタメ性も高いわな。

 

昼からはビッグイベント、部活対抗リレー。

全国ゴリラ(ラグビー部)と全国お猿さん(野球部)が、どんな走りを観せてくれるのか。

 

しかしその前に、種族間闘争。
おらおら〜、どっちが強いか決めようじゃねぇか〜!リレーに出ないゴリラとお猿さんたちがフィールドで威嚇しあう。

もう「よーいどん」は必要ない。とっくに始まっている。

 

レギュラーと、ベンチ。

 

レース前の応援歌は、ここまで寝食を共にした仲間への咆哮。

カラダは出来上がっていても、やりきれない想いは高校生にはまだまだ昇華できない。だから大きな声で、何度も何度も応援歌を吠える。試合に出られなくても、俺たちはチームだ。

 

 

そしてレースはお猿さんチーム優勝。喜び大爆発。君たち、いくらなんでも美しすぎるだろ。

 

体育祭の終わり。

校長先生は、「お前ら!いつも全然ほめるトコロないけど、今日はサイコーだな!全国制覇してこい!」というナイスなご挨拶。これも聞いた事ない。

3年生たちも「ウス!」って応えてて、つくづくサイコーの学校だな。

 

帰ってきた次女によると、「予行練習の時は普通にラジオ体操したのに!」と、準備運動は1年生へのサプライズHGだったようだ。

 

「海まで遊びに行ってたら、バスに乗り遅れそうだった〜」らしいが、なんという青春エピソードだよ。

次女おまえ、ホント最高の高校生活だな〜

 

 

 

 

 

 

 

 


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