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2021-06-08

スイカゼリーは清々しい

2021年6月8日(火)

今日は次女のバレーボールの総体で早起き。朝食食べさせて急いで連れて行った。もう5時半くらいなら全然平気だ。

 

三女もいつもよりは早起き。

昨日カミサンとこしらえたゼリーが楽しみだったようで、腫れに腫れた目で茶の間に下りてきた。

 

スイカゼリーは見事に完成していた。おぉ〜、立派だ。

 

先日、土建屋ショウにもらったスイカ。下側3分の1ほどをくり抜いてゼリーにしてみたらしい。

 

お味の方は・・・?「すごい!ちゃんとスイカだ!」

俺も相伴に預かったが、見事にスイカの味がした。

 

ランチ、ぼちぼち。

どういうわけか8割はご新規のお客様、あら珍しい。楽しんでいただけたでしょうか?

 

夕方、暗くなるまでは庭で本読み。

ここのところなぜか短編集が続く。たぶんほとんど読んでいると思うのだが、今までこの人は正直青臭くて苦手だった。だが短編集だとうまい具合にす〜っと馴染んだ。

それどころか、何ページが読む度に本を置き、「う〜ん」と唸りながら庭をグルグル何周かしないと先に進めないほどに面白かった。

文章のデザイン力というか、「スナック菓子を食べてる」たった2~3行で3人の登場人物の人となりをしかも深く深く表現できるのは、いや、プロの物書きならみんなそうなのかもしれないけれど、やはりこの人が人気出るのも当然だわな。

 

俺の感じる作家性としては、「小説という形をとった文章でする『敵討ち』」がこの作家の特徴のような気がする。そういう意味でもタランティーノに近いというか、影響は受けてるだろう。

『陽気なギャング〜』『アヒルと鴨の〜』『グラスホッパー』『ゴールデン・スランバー』など、実際の生活で起こってしまったイヤな事辛かった事を、それを現実社会ではどうしようもないけれど、しかし彼の文章の中で「かたをつける」ような。

だからどれも読後感がスカッと清々しいんじゃないかな。

初夏の庭で読むにはピッタリな本だった。(しかし特筆すべきは81ページ。俺がこの30年間ずっと言い続けている「ある説」を、まさか伊坂先生も共感してくれていたなんて。感動したし「ほら見ろ!」と大声で言ってやりたい気分だぜ)

 

夜はおヒマだったので、夕食中に家族会議。

物別れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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