2020年10月19日(月)

昨日の大忙しと深酒で、今朝はボロボロかと思われた。

が、二日酔いどころか極めて爽やかな目覚め。これもクエン酸の効果だわね〜。

 

今日はランチのみの営業。忙しくはなったが、えっちゃんもいるし余裕のお仕事だった。どちら様もありがとうございました。

 

ランチ後、急いで個人練習。

今日はダンス教室の日だ。背中が痛かったりお店が忙しかったりクエン酸の摂取が忙しかったりで、全然練習出来てない。ヤバい。

そして三女は今日も体調不良でお休み。あの戦場にまた俺一人で向かうのか・・・

 

レッスン前、「いやぁ〜、ちょっと背中が痛くってね」と、先生とそして先輩方(女子中学生と女子小学生たち)に聞こえるように大きめな声で言い訳しておいた。

何の意味があるのかバカヤロウ。ただのヘタクソが無意味な遠吠えをして余計に恥ずかしいわ(実際は教室に来るまで1時間半練習してきたし)、みっともない。

 

それに、ココに来たのは俺のそういう負け犬根性を叩き直すためだろう。今日も頑張って恥かいていけ、俺。

 

今日は韓国の男性アイドルグループBTSの『Dynamite』の振り付けレッスン最終日。

先輩方の末席に入れていただき、なんとかかんとか踊りきった。最後に先生が撮ってくれた動画見たら、情けなくて泣けてきたけれども。

 

しかし、この40歳半ばでここまで「健康的に」ココロがバキバキに折られるというのは、本当にありがたい事だ。

 

実際は大人やってりゃ、日々の仕事や生活の中でもココロが折れるという事はある。

でもだいたいは、各種ハラスメントやクレーマー対応。職場の環境もいわゆる「ブラック」というやつだったりして、非常に不健康なココロの折れ方が多いだろう。

 

俺の習っているダンスは、そういった辛さにココロがやられるのとは違う。

悔しいし恥ずかしいし情けないけど、その感情は決してイヤなものではない。むしろ「だから、もうちょい頑張ろう」と前向きになれる。

 

もう、苦手なことからは逃げられる歳だ。死ぬまで「初心者」というポジションを避けて生きていくこともそろそろ可能だろうし、「そんな事して何になるの？」とごもっともな賢い風な事も言える。

 

俺にはやらなければならないお店の仕事がたくさんある。研鑽し、突き詰めなければならない事だらけで、他の事にふれている場合じゃない。

でもそろそろ俺もキャリアを積みすぎた。

「食とは」「ホスピタリティとは」「商売とは」・・・、それらの考え方がもう古いものになっているに違いない。

 

ここらでこの仕事を始めた頃に戻って、再び情熱持って仕事に取り組んで、もうひとつ自分を進化させたい。

そのためには「初心者」というものが何だったのかを、もう一度思い出す必要がある。

 

格好悪くて情けないけど、このダンスのレッスン(しかも女子小中学生のなかで)を受けるのは、俺にとっては非常にイイ経験になっているはず。

やっぱなかなか「もう一回教えてください」「はい、がんばります」ってのは、大人になると言えんもんよ。それが素直に言えるんだもん、やっぱダンスはイイもんだわ。

俺の硬いカラダも、少しづつ柔らかくなってきてるっぽいし。

 

ま、ダンスに限らず今後も常に何かしら挑戦して恥かいて行こうと思います。

今年も終わりますが、ようやく今年の目標「何か初体験をする」が達成出来たかな。まだ稽古してから1ヶ月しか経ってないけど。

 

疲労回復のため、クエン酸のアレ飲ってから寝ます。bunbunさん、ありがとうイイ薬です。