『生きるとか死ぬとか父親とか』

   

2018年7月9日(月)

一晩中読んだ。過ぎてしまった死と、まもなく訪れるだろう死。いつもこの人のラジオ聞いてて、どんな思いで書いたかは知っているつもりだったのに、思ったよりもずっと重たかった。

俺の思う「読書」というモノの良さの一つに、「表面だけしか知らずに済む」がある。作者がどんな人間であろうが、作品が良ければそれでイイ。なんなら、作家の人間性なんて知りたくもない。百田尚樹とか。

しかし、この『生きるとか死ぬとか〜』はあまりに自分と父親をさらけ出している。読んでてキツい、辛い。俺もオヤジが死んだ今、オフクロとは本当に向き合わねばならないような確執があるのだが、それをここまで纏めて表に出せるようにはならんだろう。そして俺も一応は「父親」で、娘らにこんな風に思わせないように生きねば・・・。

しばらく引きずってしまいそうな本だった。危険な本、読むならどうぞお気をつけて。

 

今日はいい天気だった。

水も随分と引いてくれたようだ。水はまだ泥のようだが。後輩たちは桜江町まで復旧のボランティアに行ったらしい。俺も手伝いたかったが、都合がつかなかった。

 

普段は草木が鬱蒼としている見慣れた川辺だが、「え?あんなところに階段があったの?」と知るほどに。

普段は一切の対向車も見ないような道でも、今日はたくさんのクルマとすれ違った。いたる所がこんな感じ。クルマも増えるわけだ。

広島ほどの被害規模ではないが、島根にもたくさんの人が避難生活を送っていらっしゃる。

 

お店にもいくつも予約キャンセルの連絡があるが、お怪我や不幸は無かったとの事でそれだけは良かった。しかし、「死」というのは本当は直ぐ側にあるんだな。今日は三女の誕生日、お願いだから絶対絶対に長生きしてくれ。どうか幸せに過ごしてくれ。

 

明日も後輩たちはボランティアに行くらしい。俺も行けたらイイんだが、どうも難しい。俺の分まで頑張ってくれ。帰りに寄れや、ビール奢るわ。


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