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2024-03-31

相変わらずの「人運」絶好調

それにしてもギュウギュウに詰め込んだ、宝塚への帰省…

カミサンも俺も次女も三女も、島根に帰るまでの道中、一切会話する事なくひたすら寝るか口開けて外を眺めるか。

たくさんの気づきもいただけた3日間だった。

 

2024年3月29日(金)

次女は神戸で彼氏ケンケンとデートらしい。

 

俺も街をぶらぶらしようと、三ノ宮までは阪急で一緒に向かった。

ケンケンとのランチは3つほどプランがあるらしく、そのうちの1つの「カツ丼屋さん」は、俺の飲食店経営に非常に大きい影響を与えてくれたお店。

経営だけじゃなくてドン・フライみたいな社長でな、いつもちょっとだけ笑ってペコっと頭下げてくれるのがかっこよかったんだよ、などど話しながら。社長、今でも元気でハワイだとイイな〜

 

夕方。

今回の旅のいくつかある大きなミッションの1つ、ついにケンケンのご両親との会食である。

マスター&カミサン、若干47歳にして「両家顔合わせ」を経験することになった。

 

ケンケンのお父さんお母さんに粋なビストロを段取りしていただき、ワインやシャルキュトリーつまみながら楽しくお話し。全部美味い。

気さくでリラックスした雰囲気を作ってもらって、俺もカミサンもあっという間に打ち解けさせていただいた。なるほど、ケンケンのあのコミュニケーション能力の源泉である。

 

アメリカに留学するケンケンにいつでも会いに行けるようにと、俺が次女やカミサンを出し抜いてパスポートを作った件について大ウケだったが、ラジオ英会話も始めたことについては内緒にしておいた。

 

宝塚に帰ると、カミサンが「全然疲れて無い」と言う。わかる。

初対面の人と3時間もしっかり話せばそれなりに消耗するのが我々であるが、それが全く元気なまま。むしろ夕方よりも元気になって帰って来たと感じるほどだった。

 

子育ての究極のゴールとは、「自立」だと思う。

3人の娘たちが自立できるようになるまでを、見守り、サポートすることが俺とカミサンのミッションだと。

 

では「自立」とは何か?

なんでも1人でできるようになる事とは逆で、むしろ「たくさん依存先を持っている事」では無いかと。

困った時や辛い時、小手先のテクニックを教えてくれるのではなく、信頼できる人というのを、俺とカミサン以外に何人持っていられるか。

それも「心の中に」だ。

 

もうすぐケンケンはアメリカに行ってしまうので、次女は物理的にはなかなか会うことは出来ない。

けれど、次女の「心の中」にはケンケンがいてくれる。苦しい時や悲しい時も、必ず励みになるだろう。

イイ出会いができてよかった。ミッション、1つクリアだな。

 

最高の夜。

俺もカミサンも次女も、頭からつま先まで「感謝」でいっぱいだった。

 

2024年3月30日(土)

本日はこれまた今回の旅の重要なミッション。

長女のアパート探し。今はカミサンの実家で居候させてもらっているのだが、そのうち一人暮らしもしてみよう。

 

おかげさまで焦って探す必要はないので、今日のところはまずは「家探し」の練習。アパート探しってワクワクするなぁ。

どこも一長一短、探している間こそが楽しい。せっかくゆっくり探せるアドバンテージがあるのだ、1年くらい楽しめばイイ。

 

夕方から大阪梅田。人、多。

信号待ちで道路に人が溢れている。歩道がパンパン。

 

そして昨日のケンケンファミリーとの会食に引き続き、なんと今日は長女と、長女の彼氏と焼肉。知り合ってからは長いが、ほとんど喋ったことのない彼氏。昨日のケンケンファミリーとの会食以上に緊張して臨んだ。

 

が、これまたサイコーにグッドな好青年。

控えめであるが礼儀正しく、緊張は感じられるが笑顔は絶えない。どうしてこうも人の縁に恵まれるのか。

もう全ての運を使ってしまったかもしれないが、神様、どうかあと三女の分も残しておいてください。本当に本当にお願いします。

 

しかし焼肉がショボくてショボくてあまりに悔しい。

昨日がめっちゃ美味いビストロだった分、長女の彼氏に申し訳無さすぎる。次回絶対にリベンジさせてくれ。もう1回、焼肉行かせてくれと約束した。

 

ビール飲み過ぎて結構酔っ払ってしまって、フラフラしながら宝塚の実家に帰宅。

 

いやぁ、肉はあんまりだったんだけどな、でもやっぱりイイ夜だったんだよ。

「そうなんすか!よかったですね!」

今度はお前も一緒に行こうな。

「行きましょう!緊張するなぁ!」

 

…ん?ケンケン?

「お邪魔します!」

 

 

2024年3月31日(日)

ソファで起床。

「おはようございます!昨夜はお邪魔しました!またよろしくお願いします!」と、早朝に帰って行ったがやっぱりケンケンがいた。

やっぱり夢じゃなかったか。それにしてもメチャクチャ自然に存在してたな。

 

昼前には宝塚出発。さあ、島根に帰ろう。

 

次女も三女も夜中じゅうケンケンと遊んでいたらしく、車中ずっと爆睡。

カミサンも寝ていたので、俺は運転しながら色々と考え事ができた。

 

長女の彼氏もケンケンも、なんせ「常に機嫌がイイ」。

30も歳は下だが、2人ともに俺の憧れの存在。あんな男になりたいなと思えて仕方がない。

長女と次女の大切な依存先だが、それは俺にとっても同じく依存先になった。

 

俺は悩んだり考え過ぎたりしがちなのだが、これからは俺の心の中にも長女の彼氏もケンケンも参加してくれる。相当な救いになるわ。

 

島根到着。

ルームランナーで走りながら、『不適切にもほどがある』の最終回を視聴。始まって10分で握り拳あげて雄叫び。すごいサービスしてくれるなぁ…

「寛容であろう」というのは素晴らしいけど、でも解決には至らない。

面白かったけど、これで終わってもモヤモヤは残るなぁと思っていたら、ラスト5秒でひっくり返った。

人類の進化を信じているクドカンの、壮大な壮大な人間賛歌だった。すごい、よくそんな事思いつくな…。

 

明日はもう1日、この3日間で上下左右した俺とカミサンのメンタルとフィジカルを整えるためにお休みいただきます。

 

明日5時起き、できるかしら…。


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