2024年1月13日(土)

「なんか元気が出ねぇなぁ」と感じていたが、松本人志のせいだわ。はぁ〜…

 

朝の仕込みや掃除の時間は、俺のお楽しみ「お笑い芸人のラジオ聴取」の時間なのだが、誰も彼も歯切れが悪い。

東野あたりが「松本さん、もう無理ちゃう(笑)」くらい言ってくれたら良かったのだが、「ごっつファミリー」がそんな事を言うはずも無く。

 

ランチ、いちおうお席は埋まった。くらいの忙しさ。

並んで待ってもらう、という事までは無かった。

 

まかないは「カレースパゲッティ」。インスタグラムの方では「白ご飯も食べた」と見栄を張りました。が、すいません、本当はパスタしか食えませんでした。全て松本人志が悪い。

 

休憩中、彬子女王殿下の『赤と青のガウン』を読む。「オックスフォード大学への留学がどういうものか」や「英国での暮らし」を、俺がわかってどうするの？とも思うが、何事からも学びはある。読んだってイイじゃない。

それにしてもなんという「ユーモア」。上品だが偉ぶることもなく、留学中の辛かった事や失敗談が語られるのだが、どれもスルスルと腑に落ちていく。海外での暮らしの話のはずなのだが、文が正確なリズム。最近ちょっとイヤな本(褒めている)ばかり読んでいたので、

その飾りのない自然な文体は大きなドラマは生まないかもしれないが、だから余計に沁みるときもある。

 

彬子女王殿下の事は「ロイヤルファミリーの誰か」くらいしかわからなかったのだが、なるほどあの「ヒゲの殿下」の娘さんにあたるのね。

高校の時にはもう酒もタバコもやっていて、最期はアルコール依存症って、なかなかにロックだな。徹子の部屋に出たり、オールナイトニッポンもやってましたっつーんだから、ヒゲの殿下恐るべし。俄然、興味が出てきてしまった。

 

夜は忙しくなってくれた。

今日は夜の営業の方にもスタッフLさんが居てくれたので、非常にスムースな営業だった。

 

去年くらいからよく来てくれるアメリカ人のお客様がお見えだったのだが、「あ、マスター。あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします」と大変丁寧な新年のごあいさつをいただいた。

彬子女王殿下は「英語が苦手で苦手で」と書かれていたが、この人もたしかまだ来日半年くらいで全然話せなかったはず。

それでこんなに話せるようになるのか…。心から尊敬するわ。