全員ダメ(だが、そういうもんよ)
2023年12月26日(火)
カミサンの弟のところにお邪魔。甥っ子におっかなびっくり。
「赤ちゃん」というのは、本人はモチロン、周りを成長させてくれるな。
俺は恐る恐るだったのだが、一緒に行った次女と三女は「ぎゃぁ~!赤ちゃん、カワイイ〜〜〜!」と興奮のほうが上回っていた。
実家に帰ってお義父さんとハイボール。
2023年12月27日(水)
神戸のまちをブラブラ歩く。
毎日歩いた、元町西口。
三ノ宮と違って、元町というのは寂れてんのがカッコいいんだよ。
モトコーはシャッターと、スプレーボム。これよ、これこれ。
19歳のときの俺が「『探偵物語』の世界!」と、感動した空気が今もまだそこにあった。
それから大好きな蕎麦屋さんに行って、超、美味かった。カミサンも連れてってやりたいなぁ。
ご覧なさいよ、黒いのにちぎれてないこの四角いそばを。
この美味いそばを手繰ってから、神戸の馴染の友達に散髪もしてもらった。
「松坂桃李に」という発注をしたはずだったのだが、七三分けで完成して「うん、松坂桃李になったわ」と押し切られてしまった。
俺も無茶を言っているのはわかっているし、西ヤンの方も「やるべきことは全部やった」というので、仕方無しに銭は払った。
以前「『ブラッド・ピット』で頼む」という発注をした時と全く同じ髪型だと思うのだが、ややこしい客には全員七三分けにしてるのかな、西ヤンは。
20年続く美容室のオーナー。西ヤン。
本当に心から尊敬するぜ、「変なオジサン」にそっくりだけど。
同じく20年前の仲間が店を出したというので、その七三分けのままちょっと顔を出しに。古い話で楽しくしたかったのだが、どうしてもあの頃の仲間たちの「現状の話」に。
聞けば聞くほど、本当に全員ろくでもないねぇ〜。リアルなアウトレイジだね〜
でも、それが「水商売」ってもんだろうよ。
どんだけ偉そうに言ったところで、俺達の飲食業というのは誰だって吹けば飛ぶような身分だ。
次会う時は50歳くらいか。
そこまで生きてりゃ、それでヨシとしようや。