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2023-09-10

子供が学校に行きづらい時

2023年9月10日(日)

寝坊、久しぶりにカミサンに起こされる。

 

本日はお店はお休み。

三女の「小学校最後の運動会」へ、みんなで応援に行かせてもらう。

 

全く、この市木小学校には「大感謝」の想いそれだけ。3年生から小学校に行けなくなって、あっという間に2年が経って。

 

ある日たまたまお店のテーブルが満席で、それでカウンターに座った常連様から「市木小学校に転校してみたら?」と提案されての1年半後が今日である。

三女は学校に通えるようになった。

 

「子供が学校に行けない」のは、電灯もない、いつ抜けられるかもわからないトンネルに突入したような日々だ。

不登校トンネルを抜けられた保護者たちからは、すれ違いざま、自分たちは明かりが見えているだろうその対向車線から「きっと大丈夫だよ!」なんて慰めてくる。

100%善意に違いないが、当時の俺は「ふざけんな」としか思えなかった。

 

子供の不登校問題は辛い。

子供の頃の気持ちは忘れてしまったが、今は親の方の気持ちはわかる。

対向車線から気軽に手をふるようなマネはしない、「きっとそのうち」なんても言わない。

もし、不登校の事で苦しんで吐き出したいモヤモヤがあるならば、その時は営業時間以外でもカウンターへ。いくらでもウエルカムである。

 

山奥の国道261号線沿いにぽつん。

市木小学校がウチの三女を拾い上げてくれたようにはできないけれど、カウンターというのは「吐き出すトコロ」。何もできないけれど、聞くことはできる。

 

何気ない1日1日が、実はそれらは全部「人生最後の今日」。ぼんやりと日々を過ごさないように、こういうイベントがあるんだろうな。

イイ運動会だった。

 

帰りには韓国料理を食べて帰りました。次女、にんにくを山程食らう。

 

 

 

 

 

 

 


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