行け。行くんだ、ジョー
2021年12月15日(水)
夜中、Netflixで『浅草キッド』をまたまた視聴。封切りの9日から観始めて、もう3周もしてしまった。しかし、わざとかね。Netflixが「12月9日」をえらんだってのは。
感動とか悲しさとかもゴチャゴチャになり、3回ほど観てようやく冷静に今回の『浅草キッド』を映画として観れた。
プロット、キャスト、細部へのこだわり。劇団ひとりって、ホントすげぇわ・・・
同い年としては、妬けて妬けて仕方ない。
泣けるシーンは山ほどあるのだが、俺が好きなのは「足立区のタケ」が、初めて「ビートたけし」になる瞬間。テレビ業界に今で言う「コンプライアンス」を押し付けられるタケ。もしここでタケが日和ってたら、日本芸能史は全く違うものになっていた。
タケが「いつもどおりでやる」と言ったここのシーンが、もうたまらん・・・
しかし日和らなかったのは、師匠「深見千三郎」の教えがあったからこそ。
タップ踏みながら思い浮かべるのは、師匠の教え。
「笑われるんじゃねぇぞ、笑わせるんだ」ここの大泉洋の演技は、そんじゃそこらじゃない。ケレン味も、リアルも、人間の弱さも優しさも、全身全霊「深見千三郎」であった。
しかしこのあと更にもっと素晴らしい芝居をしてくれる大泉と柳楽優弥。
特に柳楽優弥の「たけし」っぷりったらもう、サイコーだ。
エンドロールに「演技指導 松村邦洋」って出たのも良かったなぁ〜
もう、すぐに4回目観よ。
もし「あ〜、誰かと『浅草キッド』の話したいな〜」とおっしゃっているお友達がいらっしゃったなら、「邑南町の『喫茶とおりみち』に行くとイイかもね」とお伝え下さい。
その後、結局全然眠れなくなってしまい、朝食作り。カミサンには「朝食はこしらえました。でも朝寝坊しそうなので、お弁当はお願いします」と置き手紙ならぬ、置きLINEして本日終了。
10時半、起床。
睡眠時間は長かったが、全然寝た気はせず。
夜。
お店は貸切にして、今日も中学校のバレーボール部の保護者会の話合い。
今までの話合いと違い、今日は大進歩。未来が見えたように思える。
というのも、保護者だけでなくキッズも集めてのざっくばらんな話合いであったから。やはりイイ意見が沢山出た。
「お前らにとってのゴールってなんだよ?」と、中学生に向かって熱苦しい問いかけもしたマスターだったが、それが奇跡的に功を奏した。スクールウォーズ観といてよかったわ。
夕方、こじんまりと2人で「お別れ会」をした。
俺のよき理解者であるY氏が、邑南町を離れることになったのでコーヒーで送別会。
お互い、成長した姿でまた再開できたらと願ってやまない。
『浅草キッド』、オススメだよ。