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2021-05-13

男だから女だから

前回までのおさらい

 

月曜日。よしもと住みます芸人の奥村さんと深夜12時半までトーク。

 

火曜日。

S社長の愚痴トーク、まじできつい。まーじでキツイ。

 

水曜日、つまり昨日。カズヤと一席設けなければならない羽目に。

 

前半が地獄過ぎる今週。

さて、後半はどうなることか・・・。

 

2021年5月13日(木)

昨夜のカズヤたちとの飲みは、「え?もう帰るの?」と言われながら早々に退散。

だって、明日も朝食とお弁当をこしらえなければならないし。

 

朝6時。

サンドイッチ作って、それから長女のお弁当を作って、とバタバタしていたらカミサンが起きてきた7時前。

「あ〜、今日はお弁当要らん日よ」

 

・・・プチン、と。

ここまで頑張ってきたお弁当作りが、一瞬で無意味に、いやむしろ憎しみに変わる瞬間。

そうか、そこまで俺はうっとおしいか。

 

朝食もお弁当も、だいたいは俺が作ってる。

それを知ってるはずの長女なのに、「お弁当はいらない」という情報はカミサンの方にだけ流して俺に伝えない。

そしてカミサンも俺に伝えない・・・

 

これって、ブチ切れてもいいですかね?しなかったけど。

 

ここ3日間、営業時間(思いやり)を無視するお客様ばかりを相手していたもんで、俺もストレスが溜まっていたのだが、まさか身内からも軽んじられていたとは。

 

そして、人間ドックが近いのでアルコールをやめておこうと思ったが、今夜もS社長がご来店。

 

こうなったらヤケクソだ。

ずいぶん飲んで売上に代えさせてもらった。

 

 

もう、明日から弁当も朝食もしない。

だって、だいたいの父親ってそうなんだろ?朝食も弁当も作らないんだろ?

・・・なんで俺今までやってたんだろ。

 

それは、俺がやったらちょっとでもカミサンが寝てられるからと思ったから。

でも、そこには俺の「弁当は母親が作るもの」とか「朝食は用意されてるもの」という、女性に対しての偏見のベースがある。

 

「俺がやったら」というのがそもそもおかしい。誰がやっても良いし、寝坊だってしても良い。

腹が立つのもわからんでもないが、「弁当も朝食も女性がやるべきもの」という偏見が俺にもあるんだろう。

そこは改めたい(が、「お弁当要らない日だよ」は絶対に言うべき)。

 

このあたりの性差。

気づかぬうちに「男だから」「女だから」と線引しているあなたに朗報。

 

喫茶とおりみちには『大奥』があります。ブチ切れしなかったのは今これを読んでいるトコロだからだろうなぁ・・・

 

少し前、長女が日本史を選択したというので、何かお勉強の役に立てばとマスターの小遣いはたいて『風雲児たち』を長女に購入した。

あれは、メチャクチャ素晴らしい素晴らしい漫画だった。

林子平が後半の軸になるのだが、なかでも俺が「ほえぇ〜、そうだったのか〜」となるのは平賀源内の話。

平賀源内っつーのは、すごい人だったんだな。西田敏行のドラマと丑の日しかしらんかった。

 

その平賀源内がですね、この『大奥』ではね・・・

あと、やっぱ田沼意次という我々世代では「徳川の大悪党」が、実は・・・。

 

とにかく素晴らしい『大奥』と、そして『風雲児たち』。セットで読むとすごい楽しい、特に先に『風雲児たち』だな。

 

いまからしばらくはT先輩のところで読んでもらいますが、そのあとはお店にも出しますので、是非に読んでもらいたい。

特に女性にオススメだし、メンズの場合はマジで心して取り組めよと思います。

 

だいたい朝食も弁当も、俺にもどこかで「そういうのは『ママ』が作るもんだろう」という偏見があるんだろう。

 

俺にも差別や偏見があるのは間違いない。

悔しいし自分が情けないが、でもそこは認めて、それからちゃんと正して行きたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 


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