バカ殿メソッド

   

2018年9月20日(木)

深夜、映画鑑賞。ある地方都市、地元の有力者である父から暴力を受けながら育った三人の息子。兄弟は各々が違った道を歩み、父が死んだ日に30年ぶりに出会う。・・・って『カラマーゾフの兄弟』よね。マンガを持っていたので復習してみたが、あまりピンと来なかった。

地方都市の暗部、親からの暴力、差別、ネット右翼、貧困。ちょっと盛り込みすぎで、どれもがぼやけてしまった感じは拭えない。が、そんな風に思っても、どんな映画も俺の血肉になるには違いない。そして『サイタマノラッパー』シリーズが大好きで、以降ずっと応援している入江悠監督だからまたきっと俺がビンビンに感動できる作品を観せてくれるはず。しかし役者はみんなサイコーで、特に般若は素晴らしかった。

 

朝は子どもたちを送り出してから、今日も本を読む時間があった。折に触れては読む『zero to one』を。もう5回目くらいだと思うが、毎回発見がある。喫茶とおりみちの指南書の一つだ。

情熱で商売するタイプの人に憧れるはするが、俺は違う。俺だって本当は・・・みたいに思う瞬間はある。もっと食文化の素晴らしさの提案を、みたいな仕事が好きではあるし。

ただ、商売は別。お金のない辛さや競争のシビアさからは、絶対に距離を置かねばならない。「甘い事言ってんじゃねぇぞ」と言われた気がして、久々に読んで身が引き締まった。

 

夜、次女がバレーボールから帰って夕食タイム。

カミサンから「物がゴチャゴチャになってる玄関をなんとかしたいんだけど」と言われたので、じゃあ俺の荷物は外に出すよとカミサンのお片付け作戦への全面的応援を表明。しかし表明したところ、「でもそれじゃあホコリとかがついて汚れて二度手間になる」との反対意見・・・。

カミサンが片付けしようとしてくれてるから、こっちだって手伝おうとしてるのに!なんだYO、提案を否定で返しやがって!バカ殿だったら、刀抜くところやぞ!

「いくつになった?」と訊く志村けんに対し、「19になりました」と答える由紀さおり。くだらないとは、こんなにも素晴らしい事なのか。法螺貝の音がまた良い。

腹は立ったが、なぜか今日はこのバカ殿が頭に浮かんで来てくれて、キレるまでは行かずにすんだ。「キレそうになったらバカ殿のこのシーンを思い出す」、これは生涯使えるノウハウかもしれんな。みなさんも是非。

 

そんなやりとりを横で聞いていた三女から、手紙が回ってくる。なかなかイイ絵と文だね。でも、不安にさせて申し訳ない。

こんな時スーパーアルバイトMちゃんがおってくれたなら・・・。

いやいやいや、お店の仕事に来てもらっているのに夫婦喧嘩の仲裁まで頼ってはならん。大学に戻ったMちゃんに心配をかけてはならない、当面は今回発明した「バカ殿メソッド」で乗り切ろう。

 

深夜、話題になってる「ストロングチューハイ」というのを飲んでみた。早く酔えるのがイイらしいが。安いウォッカにシロップ、それをソーダアップしたような味だが・・・。

薄!こんなんでみんな酔えるの???アルコール度数9%って表示だけど、全然飲みごたえ無いな。でも、これが世間には丁度よいのか。なるほど勉強になった。もう1缶飲んでみる気にはならず。

 

そういえばこれも後学のためにと、くろうまを買っておいたんだった。ようし、これなら俺もバカ殿になれるぞ!


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