高級ブーツ
2024/02/01(木)
先日の三女とのスキーで、ついにスキー板が壊れた。俺のお抱え整体師である「ゴッドハンドかっちゃん」からもらったスキー板だが、13年もよく保ってくれたもんだ。スキー板もかっちゃんも、ありがとう。
ちょっと前にスキーブーツ(これもかっちゃんにもらった)も壊れたので、今年はレンタルでスキー場に上がっていた。
まだまだスキーは楽しみたいし、ならばレンタルよりも自分で持っていた方が良いはず。
ここは初めてスキーを買ってみるか…
ド貧乏してカミサンや長女に迷惑をかけた身としては、自分のレジャーにお金をかけてイイものか?と悩んだが、でも毎度毎度レンタルするよりは経済的。
今日はスキーを買おう。
本日、三女の「中学校説明会」のためお店はお休み。
三女が中学生になるんだって、ビックリするわ。
次女のお弁当は、「生姜焼き&シュウマイ弁当」。全てカミサンが仕込んでおいてくれたもの。今日は火を入れて詰めるだけでした。
説明会はカミサンに任せ、俺はスキー物色へ。
ただ、選び方が全然わからない。
ブーツはネットで買うのではなくちゃんと自分で履いてみた方がイイだろうな、くらいの感覚はあるのだが、スキー板なんてそんなもん滑ってみないと。
と、困っていると「じゃあ、僕がついていきますよ」と、またしてもゴッドハンドかっちゃんが買物指南役としてエスコートしてくれることになった。申し訳ないね。
かっちゃんはゴッドハンドなだけではなく、ちゃんとした資格を持つ歴とした「スキー指導員」。俺にスキーを教えてくれた人でもある。
今日はそんなかっちゃんとスキー用品を探す旅となった、かっちゃんの高級アルファード(移動式リビング)に乗って。
まずはブーツ。
「板はすぐに替えればイイですけど、ブーツはしっかりしたヤツを選びましょう」とカッコいいショップに連れて行かれた。すぐに替えたくないんだけど。
高いなぁ〜〜〜いや、こういう「高みを目指す」みたいなやつじゃなくて、もっとフワっとした感じのやつでイイんだけどな〜。
「マスターにあげたブーツもこれくらいはしたんですよ!」そうなん?なんかゴメン。
そこからスキーブーツの説明が始まり、絶対に買わないレベルの金額のブーツまで「違いを知るためにも履いてください」と、様々な高級ブーツも履かされた。
合計10種類くらい履かされたが、高級なやつは細くてクッションも薄くなるんだな、。うん、それは理解した。でも、買わないってば。
別のお店。
そこでは女性店員さんが「かっちゃんじゃないですか〜!」と、再会を喜んでおられる様子。お前は本当にどこへ行っても知り合いがおるな。
俺はまた高いブーツを試着させられながら、かっちゃんは「90ですね」「60だったと思うんですよ」などと、俺には全く分からん数字を並べてくる。
お店を出る時、「さっきの店員さん、スノボの日本チャンピオンになった事がある人なんですよ」。
テメェ、まさかその店員さんに会いに行くために俺を使ったんじゃないだろうな…。
お昼ごはん。
かっちゃんから「マスター、何が食べたいですか?」と言われるが、そんなもんはお前の食いたいもんでイイに決まってるだろ。そこへ連れていけよ。
「わかりました!とんかつの美味い店があるんですよ!」
と、連れて行ってもらったとんかつ屋さん。でかい!こんなに食えるのかと不安だが、後輩の前でとんかつも食えないような姿を見せるわけにはいかない。
しかしホントに美味い…
分厚いロースが、最高の揚がり方しているじゃないか!
ご飯も味噌汁もお代わりできるらしかったが、もう満腹だ。大盛り頼まなくて良かった。
かっちゃんの方は「カツカレー大」。さっきの俺のとんかつが1.5倍…、コレいけるか…?
案の定「ちょっと多いっすわ…」。
お前がよく行く店って連れてきたんだろうが!バカたれ!
それから、再びスキー探し。
しかし、カツカレー食ったあとのかっちゃんはあからさまにヤル気を失っており、「板もブーツも別にネットでも買えますしね…、ちょっとトイレ行ってきます」と、個人行動になった。
19時帰宅。
後半は腹一杯でしんどかったが、それでも一応思った通りの買物には成功。高いブーツは俺には無理よ。
「わかりました。ハイレベルブーツは、今回はやめておきましょう。でも、お願いですからヘルメットはちゃんとイイものを買ってください。ニットキャップなんかじゃダメです、絶対にヘルメットは必要です。頭さえ守れば、あとの骨折くらいはなんともないんですから」
というかっちゃんの提言で、初めてスキー用のヘルメットを購入した。
かっちゃんはちょっとマヌケだが、心底イイ奴だと思う。
夜になってわかったが、高級アルファードって、ドアを開けると「アルファードでっせ〜!」っていうライトが足元を照らすんだな。
次回は写真撮らせてもらおう。