2024年1月31日(水)
本日のお弁当は「オムライス」にした。オムライスに対し、2本のソーセージがまるで「カーブの握り方」になってしまった。ダルビッシュ曰く、「変化球というのは、実は握り方はあまり関係ない」らしいが。
ランチ、ほど良き忙しさ。どちら様もありがとうございます。
雪も消え、遠方からのお客様も来てくださいました。
ランチ後。
自ら店にやってきた猫のウニちゃんに、カミサンと一緒に今日も再び「抜糸チャレンジ」。
2人で頑張ってみたのだが、ウニちゃんの避妊手術後の抜糸は、今日は1つも解いてやる事は出来なかった。
抜糸作業にどれだけ手こずったかは、この「写真を撮れてない」文章からご理解いただきたい。抜糸、ちょっと我々には無理かもしれない。
ちなみにウニちゃんとの関係性は変わらず良好。抜糸がイヤなだけで、いつでも抱っこはさせてくれる。不思議な猫だ。
夜。1月の最後になかなか忙しくなっていただけました、ありがとうございました。
まさに「邑南町のファミレス」って感じの雰囲気で、お役に立てているような気がして幸せでした。
片付け終わってから、『地図と拳』と同時進行で『報われなかった海賊へ』を読みはじめる。『地図〜』は太平洋戦争直前の満州で、『歌われなかった〜』はナチス時代のドイツのお話。
気分転換に何か別の本を交互に読もうと思ったのに、むしろあの時代への解像度が深まりすぎる。倍、重くなってしまった。
高校生の時に世界史を選択していたのだが、むちゃくちゃに苦手科目だった。
「こんなにたくさん覚えるのか!」と辟易していたもんだが、それはトピック毎に暗記しようとしたせいだったんだな。
現実には全てのトピックは繋がっていて、そしてどれもすべてが人間が行なった事。
戦争は当然反省すべきものとして、もっと人間の良いトコロにも物語性を持って学ぶことができたら、「世界史」というものにもっと興味を持てただろうなぁ。
modsカルチャーもoasisも大大大好きなのに、イギリスに対しては「大英帝国っつーのは、ホント最悪だね」なんて思ってたし。
世界史っていうのは、だいたい『進撃の巨人』だ。
対話を軽んじ相互理解する事の努力をサボっておいて、もうアタマ使うの面倒だからと相手をぶん殴ってから「だってアイツが悪いんだもん」と自分の暴力を肯定する。
世界史選択する人は、『進撃の巨人』も履修したらイイと思うよ。あそこにだいたいの人間のイヤな部分が詰まっている。
満州とドイツとを行ったり来たりしながらハイボール飲ってたら、大酔っ払いしてしまった。
「そうやって戦争のことを知った風に喋るのは良くないよ、しかも酒なんか飲んで」と、教えてくれるのが『歌われなかった〜』だったのに。