三女、勇気を出して
2023年7月16日(日)
休みの日ならしっかり朝寝している三女が、今日は早起きしてバリバリとフレークを食べている。やる気を感じる。
本日はお休みを頂いて、家族で海へ。
朝10時半。おにぎりとカップラーメンを携え、浜田の国府海岸へ。当然TUBEを聴きながら。
それからサーフィンスクールへ入校。インストラクターの方々を合わせると、120人の会だったとか。
ただ、全然混み合う事はない。スムースで穏やかなスクール。
山陰の海は、どこへ行ってもこんな感じで過ごしやすいのは本当に素晴らしいと思う。リアルリゾート。
三女は最初「え、絶対に無理…」と顔面蒼白だったし、カミサンも「こりゃあダメかもわからんね」という雰囲気だった。
小さい時から、こういう時は絶対に「ヤダヤダ」と泣いて参加しなかった三女。
今回も怖かっただろうが、しかし逃げずにがんばってみた。
不登校で家にこもって、なにより水に顔をつけることすらも出来なかった三女が、まさかサーフィンにチャレンジできるようになるとは…。
転校する1年前には想像もつかんかったよ。
上手か下手かなんて、関係ない。お前がチャレンジしたという事がただ素晴らしい。
そしてなにより、こんなチャンスをくださった市木小学校のみなさんに大感謝である。学校単位でサーフィン体験させてくれるなんて、こんなありがたい事はない。親子共々、決して感謝を忘れないようにしような。
となると三女に負けてはいられない。
俺の方だってしっかりと魂を削るぞ。
そもそもここは「キッズサーフィンスクール」。47歳のジジイの参加は、当然「最年長」である。
しかし何事もチャレンジだ。ビビるのは仕方ない、けど逃げるのは違う。やってやろうじゃんかよ。
笑われてもイイし、恥をさらしてもイイ。インストラクターの先生方に「よろしくおねがいします」とご指導を仰ぎ、そして海へ。
結論、「とても楽しい!」。
当然まったく波には乗れなかったのだが、ボードからひっくり返って落ちる時、悔しいとか恥ずかしいとか全然思わなかった。
むしろ「わはははは〜!」と笑ってしまう感じ。
先生方も「おっしい〜!」「さっきより全然良かったですよ!」「多分もう少し後ろの方に立ててたら乗れてました!」などと優しい。
なんでもそうだが、その道の上級者ほどチャレンジャーに寄り添ってくれるもんだとつくづく思う。俺もそうありたいなと思ったが、そもそも俺が別に何事にも上級者でもなんでもなかったわ。
浜では他の参加者のみなさんも優しい。海というのは人を優しくするのかな。
なんにせよサーフィンは楽しかった。
三女と「この夏、もう1回チャレンジしよう!」という話になったので、それまでにはもうちょっとサーフボードに負荷をかけないようなしなやかボディになっておきたいと思う。
終わってからは次女とカミサンも一緒に海で遊ぶ。
楽しいね〜、楽しいな〜と、4人で浮き輪でプカプカとした。
ビーチは夕方から夏祭り。可愛らしいキッズフラダンスから始まり、いよいよ夏が来たぞ〜と盛り上がっていた。
唐揚げや焼きそばを少しつまんだが、家族全員しっかり遊んで疲れたので早々に帰宅。
持っていったカップラーメンは、結局おうちに帰ってから食べました。
バスケットもしたし、サーフィンもした。
今年の残りは、ちょっとくらいはアタマの方も使おうと思う。