俺の家の話
2023年3月5日(日)
夜。次女が数学のお勉強を頑張っているので、俺もメニューブック見ながらあれこれ思案。明日はカミサンと2人営業の日。どうやったらもっと上手くお店が回せるのか、まだできる事があるんじゃないかなどと考えていた。
しかし、この辺りから喉の痛みが誤魔化せなくなってくる。こりゃあちょっとおかしいなと。
朝方。あ、これは今日はもう仕事ムリかも・・・と。
喉がムチャクチャにヒリついて、首から上が全部痛い。そこへどうしてこんなタイミングで・・・?と思うのだが、なんとアゴ(左側)が外れてしまってこれもとんでもなく痛い。
それでも持病の群発頭痛よりははるかにマシなのだが、キツイのはキツイ。
カミサンが心配してくれて、「どうするの?お店開けれる?」。
今日はカミサンと俺の2人しか居ない。でも、なんとか頑張りたい。
「わかった。それならがんばろう」と、カミサン、お店の玄関にこの手書きのPOPを張り出す。「どうする?クビからぶら下げておいた方が気が楽?」。いえ、これでお願いします・・・
ランチ、本日も満席御礼ありがとうございました。
Instagramの方でも一応お知らせしておいたので、ご来店のお客様みなさんに「マスター、喉だいじょうぶ?」と心配&労いのお言葉を。ご心配おかけし、大変申し訳ございませんでした。
そこからなんとか14時30分のラストオーダーまで頑張って、あとはバタンキュー。三姉妹に片付けは任せ、俺は横にならせてもらった。
腹は減っているので、特に大きな病気というのではないだろう。
ただ、カミサンが湯がいてくれた素麺しかノドを通らない。素麺、大好きで助かった。
2023年3月6日(月)
朝。
俺のノドを診てもらうのと、そしてたまたまウチの猫たちの母猫である「シャムちゃん」も調子が悪いので一緒に動物病院へ。
そういえば神戸時代にも東京時代にも、似たような症状が出て入院した事があった。
帯状疱疹。
ふつうは脇腹とかに痛い発疹が出るらしいのだが、俺の場合は、喉や鼻と耳をつなぐ「耳管」という所に出てしまうらしく、見た目にはわからない。
前回は東京にいる頃だからもう10年以上前。もしそうならまた入院か〜、いやだなぁ〜
そんな風に考えながらクルマに乗っていると、カミサンから「例えばよ。例えばの話で聴いてほしいんだけどね」。
「もし、喉にガンがあったらどうする?」
サラッと厳しい質問ぶっこんで来るね。
「もしガンだったら」か。
そうだなぁ・・・、鬱陶しい限りだなぁ・・・
しばらく考え込んでしまったが、カミサンは「どこまで治療するかよね」とあくまでサバサバと。
親父が「食道ガン」を患って55歳という若さでそのまま逝ってしまったこともあり、たしかに「喉の痛み」というのは、なんとなくイヤなもんだ。
「親父のこともあったしなぁ・・・」とつぶやくと、カミサンは「え?マスターの事じゃなくて、『シャムちゃん』の事よ」と。
なんか自意識過剰みたいでものすごくカッコ悪かった。
そして広島到着。
俺は耳鼻科、カミサンとシャムちゃんは動物病院へ。くしくも、俺もシャムちゃんもふたりともに喉が痛むのであった。
診察の結果、シャムちゃんは「風邪」。俺は喉の奥の方に大きな口内炎がいくつかあるという事でした。アゴが外れるのは口腔外科へ行くように言われた。
ご心配をおかけしました。
シャムちゃんもずっと元気がなかったのだが、点滴してもらって家に帰るとピンピンして元気が戻ってきたようだ。
カゴから出してやると、スタコラサッサとおふくろの元へ帰っていった。お互い大したことなくてよかったね。もう歳なんだから、気をつけなさいね。
しかし、俺の方の喉の痛みはそのままなので、相変わらず食事は少量のみ。
そして当然アルコールは摂取できない。
まぁ俺の場合、年に1~2回くらいはこういう時期があっても良い。粗食で禁酒、カラダを整えるのにイイ期間と思うようにしよう。
それにしても、あのタイミングで「シャムちゃんの話だった」のはやっぱり納得いかねぇなぁ〜〜〜