埋めてやったわ
2022年5月23日(月)
深夜。
夜のうちに次女と明日の理科のテストのためのお勉強をしたのだが、いくつかわからん所があり、夜中に再び起きてなぜか俺がお勉強。
朝ごはん。
粒あんと栗の甘露煮のトースト、マルゲリータ、ツナマヨのホットサンド、ベーコンエッグのホットサンド。お弁当はカミサンがやってくれた。
朝食食べながら次女に「2価の-イオン、『硫酸イオンのSO4(2-)』だけ覚えておきなさい」と、デキる父親風にアドヴァイス。次女も「うん!わかった!」と。
三女を市木小学校まで送り、それから高速に乗り広島へ仕入れに。
9時、広島国泰寺。
勉強になりそうだと思っていたカフェに来たのだが、やっぱりムチャクチャ勉強になった。
カミサンも撮影に余念がない。商品も内装も接客も、全て勉強になります。ありがとうございました。
それからコストコ。10時オープンのはずだが、10時15分にはもうほぼ満車だった。
会員登録せねばならないスーパーだが、受付窓口は新規会員だろうお客様がいっぱい。仕入れ先でもあるけれど、それ以前に「商売」の勉強になる。
それから色々と他にも食材を探して歩いたが、やはりコストコよりも流行っているスーパーはない。
なんなら、同じスーパーでも場所によって流行り廃りがある。
「何が違うのか?どうして違いが生まれるのか」と、自分なりに考えて仮説を出してみるのだが、
でもそんな事はどうでもイイわ。それよりきっと今頃は次女が理科のテスト中、がんばれ。
昨日の時点では「目標66点!」と掲げていたが、その結果すらもどうでもイイ。それよりも「ちょっと頑張ったら、結構イケるやん」と、それだけ感じてくれたらそれで充分。
俺の見立てでは、昨日次女と一緒に勉強し始めた時点では、多分今日の理科のテストは2~30点取れれば御の字。
しかし途中から「なるほど・・・」「あ〜、そういう事ね!」と、徐々に理解度が増していった。「わかる喜び」を楽しんで、苦手意識がどんどん薄まっていくのが見て取れた。
出来れば今日は「やっぱり全然わからんかったわ」とあきらめて帰ってくるよりも、少しでも「やってよかった」と感じてくれる1日であればイイのだが。
点数とか順位ではない。他人と比べるのではなく、自分自身の成長のために「勉強というのは、おもろいもんだな」と知ってくれたらと切に切に願うのだ。
ギリギリまで仕入れして、島根に帰宅。
夕方、帰ってきた次女は「テスト、全部埋めれたよ!」と自信たっぷり。
「全部わかった」わけではなく、「全部埋めれた」というところに一抹の不安はあるが、本人が満足なんだからそれでイイ。やったじゃん、よく頑張ったからだな。
でもそういえばフレミングの左手の法則については全く理解してなかったはずだが・・・、「うん、全部埋めた!」。そうか、全部埋めたか。闇金ウシジマくんのセリフみたいだな。
それから明日の営業の分の仕込みをしていると、今日も次女がやってきて「明日、英語のテストなんよ」と。
ほう。
それからまた2人で2時間半ほど英語のお勉強。
「三人称単数」とは?makeやthatとは?そもそも「主語」とは?と、明日のテスト範囲からは遡るが、ここは思いっきり振り返って大復習。
そしたら終盤からアレよアレよと、どんどん問題が解けるではないか!
途中「あ〜惜しい!『三人称単数』なんだからsが要る!」「『電話した』ってのが、『tell』に引っ張られてる。電話は『call』だ!」など、間違えもするんだけど、そのたびに次女も「お〜!」「そうだった〜!」と、2人でしっかり悔しがって床を転げ回ったり。
なんと楽しいことか。
子供が「わかる!」「間違えた!」とを繰り返しながら成長していく様を真横で見れるこの楽しさよ。
カミサンが「ご飯よ〜」と声をかけてくれるのだが次女は「あと3問ほど!」と、やる気である。
正直、すごく簡単な問題ばかりだ。
次女は今回はまだまだ平均点にも届かないと思う。が、それでも「勉強もおもろいもんだ」と思ってくれたんではないだろうか。
ちょっとだけでも感じてくれたらイイのだが。
夜、カミサンが「マスター、塾とかやったら?」と。俺が勉強教えてる姿がとても楽しそうだったらしい。
子供は学校の先生が教えてくれるじゃん。
俺は「迷えるオッサンたち」を指導してやらねばならんからな。