ダチョウ倶楽部
2021年12月7日(火)
明け方まで胃がキリキリと痛んだ。その他の症状は何もなく、ひたすら胃が痛むのみ。
ネットで見ると「嘔吐や下痢、発熱など症状がない限り、ストレスの可能性が大」とあるが、そんなに昨夜のPTAの集まりがストレスだったのだろうか。
朝にはスッキリしていたので助かった。
ランチ、程よい営業。
営業中、先日家族で食事に行ったイタリアンのお店がアタマから離れないのだが、カミサンも全く同じように考えているらしい。
2人ともなんとなく自分らの神戸時代を思い出し、「今の俺なら・・・」「ワタシならどうするか・・・」と、いくら考えてもしょうがない事で気を滅入らせてしまっている。
あ、俺それで胃が痛むのかも・・・
夕方バトルロープと自重やって、それからルームランナーで走りながらオードリー若林の『激レアさんを連れてきた』視聴。ダチョウ倶楽部のギャグについての歴史を紐解く。
俺が中国電力の仕事でどん底もどん底、人間不振でどーしようもなかったこの10年間をずっと救ってくれていたのは、ラジオから流れてくるオードリーと有吉弘行。
その有吉弘行のどん底を支えていたのが、このダチョウ倶楽部(あとウッチャンナンチャンもそうだね)であるのはみなさんご存知の事でございましょう。
そのダチョウ倶楽部のギャグを、年表に一覧でまとめてくれているのはありがたい。これは絶対に勉強になるぞと、走るペースを落として真剣に見た。
そしてやはり非常に勉強になった。ダチョウ倶楽部ってのはここまでずっと「種明かしをしない」でやってきたのだが、なぜかこの番組ではけっこう色々と喋ってくれている。
最近「新しいアイディア出す方法はないもんか」と無いアタマを絞っており、こんな本を読んでいる。「こーいう『逆張り』みたいなの読んでタメになった覚えがねぇんだよな」と思いながら読み始めたのだが、数行読む毎に「う〜ん」と唸ってしまって進まない。今自分に必要だと感じた本ほど、こうやって足に鎖を繋がれたような感覚になる。だが、それは幸せな事。
この本に書いてある様々な方法論は、実に分かりやすく体系立てて説明はしてくれてはいるが、しかし実際には机の上でいくら考えていても「モノ」になるアイディアというのはそうそう出てこない。
それよりも、厳しい現場でなんとかかんとか問題を乗り切って、遮二無二やってその後ろを振り返ってみた時、「あれ?このやり方でいけるかも・・・」とその一本刀で突き進み続けて来た道が、いつの間にか自分よりも社会の方に必要な道になっている。
パッと閃いたものがそのままアイディアになるのではなくて、閃いてからもさらに現場で磨き続けたその結果、やっと「モノ」になるのではないか。
この本と、そしてダチョウ倶楽部がやってきた「ギャグの作り方」がドンピシャにリンクし、走りながら大感動してしまった。さすが御大。
「聞いてないよ〜」「押すなよ、絶対に押すなよ」「訴えてやる!」「どうぞどうぞ」etc…。
ギャグヒットメーカーのダチョウ倶楽部に敵うわけなどないが、俺も何か1つ、世に残せる店や商品やサービスを生み出してやりたいもんだ。
ダチョウ倶楽部、ホント尊敬する。