よく働きよく読む
2024/02/14(水)
昨夜はお陰さまでアルコールも抜けまして早寝もいたしまして、しかし、かと言って別にシャンとした目覚めでもない。午前3時起床。
これならまだ、酒飲んでギリギリまで寝てた方がむしろ健康的なのでは?とも思ってしまう時間だが、本を読んだりアマプラ眺めたりが出来て良かった。
次女の弁当も出来た。焼肉弁当。
ほうれん草とモヤシのナムルを作ってキムチも添えた。肉の量は100gにも満たないので、案外ヘルシーだと思う。
ランチ、本日もカミサンと2人営業。けっこう忙しく、ギリギリでなんとかかんとか。
だいたいこういう時に夫婦喧嘩が始まるのだが、今日はそうはならなかった。
忙しさに負けて雑な言葉を使ったり、逆に「これくらいの事、言わなくてもそっちで分かってよ」みたいな普段の悪いコミニュケーションはなかった。
中島らもの言うところの「その日の天使」のおかげだったと思う。
夕方、『ともぐい』読了。出来るだけ前知識無しに読み始めた。
いわゆる「熊モノ」と言う情報だけは持って読み始めると、その美しい文章に圧倒される。北海道の、特に冬から春にかけての季節の描写がとても美しい。
が、美しいあまりにえげつない。ちょっと軽く手を出すにはオススメしない毒薬本。人生の意味を探しているような人は読んでみたらイイわ。
夜も大忙し。
満席にはならなかったが、ピークの時間にテイクアウトのご注文もたっぷりでてんやわんやだった。
終わってから『環と周』も読んだ。昨今のあのブームについてモヤモヤしていたのだが、よしながふみ先生が優しくも厳しく我々を導いてくれる。ありがとうございます。
『大奥』のラストのページの大感動が蘇るような、未来が明るくなる結末だった。
店の窓際の席に置いておきますので、どちら様もどうぞ。
今日はお互いよく頑張った。
明日は弁当も朝食もラクそうなので、ギリギリまで眠ろう。