2023-04-01
改革もイノベーションも
2023年4月1日(土)
新年度も始まりまして、今日から「田んぼ」の仕事もスタート。
まずは冬の間に埋まってしまったこの水路をまた使えるよう、砂利やら泥やらをすくい上げていく。天気もよくて、気持ちがいい。面倒ではあるけれど。
本来ならば、明日この水路を利用する地域のみなさんと一緒に作業するのだが、俺は今日はお休みなので少しばかり作業しておこうかと。
草を刈り、泥をさらい、6時間ほど頑張ってみた。水路はほぼ復活。
最難関のW法面の箇所も、できるだけやっておいた。これで明日は少し早く終われるハズだが。
1人で草を刈ったり水路の整備などをしながら、「これは絶対に自分の職場でやってはならん」と再認識。
俺が「倍」頑張っていたところで、所詮は「2人分」にしかならない。体力にも限界があるし。
俺が現場で頑張るのも大切だけど、もっとやらねばならない事は「全員が今より30%以上チカラが出せる環境作り」。
草刈りしながら泥上げながら、「カミサンが居ない日でも営業できるようにするにはどうするべきか」を考えていた。
しかし、これはあくまで「仕事」のお話。
この地域での稲作はそれ自体が「コミニュケーション」であり「アイデンティティ」であり、ひとつの「信仰」。
そこへ持ってきて俺のような新参が、「作業効率」だの「イノベーション」だの宣うのは、それはあまりに優しさが無い。
「理解は出来んでも、寄り添ってみる」と生きてみたい。
かったるいはかったるいが、明日も近所のとっつぁん達と一緒に「草刈り&溝掃除」を頑張っていようと思います。
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