シーズンが来たぞ
2023年1月7日(土)
カミサンが発掘してきた16~7年前の「長女2歳」のDVDを観ていると、長女はおろかカミサンまでも大変かわいらしい。
ただ、俺の精神状態はもうゾッとしちゃって震えが来るほど。
その頃はちょうど神戸の店を閉める寸前で、人生が不安で不安で仕方がなく、もちろんゼニはまるで無いのだが、その不安から逃れるべくスーパードライに頼り切っていた時。ボケが、発泡酒すら飲むんじゃねぇよって話なのだが。
しかし奇跡的にもそこからなんとか盛り返させてはいただいた。
今あの頃の俺のように、人生が色々シンドいって同業の仲間も少なからずいると思う。一旦、やってる事にピリオドを打ち、再びゼロから職歴を積むのも全然アリだ。
俺もゼロから東京で学び、それが今日の喫茶とおりみちに活きている。
まだまだ満足のいく経営が出来ているとは言わないが、しかし、あの時勇気を持って閉店への一歩踏み出した事だけは、こころから「良かったな・・・」と思ってやまない。
その後にはきっと厳しい事も待っているだろうが、歯食いしばってやってたら絶対に同じように思える時が来る。新しい発見にも必ず出会え、それが後の大きな飛躍くれる。
どうか仲間たちに勇気を、そしてその後の平穏をと願う。
ランチ。ぼちぼち。
満席な感じではあるが、でもノンビリしたもの。
長女が図書館でお勉強しているので、お迎えついでに俺の本も貸してもらう。今年、なにか面白い習慣を身につけられますように。
しかし、この牛原眞弓さんという翻訳者さんは非常に読みやすい翻訳をしてくれるなぁ。初めて読んだがスルスルと入る。
お迎えから帰ってくると、三女がクリエイティブS女史のお宅に合宿に行くという。S女史、大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。
夜営業。大爆発、予約でパンパン。
一見さんだけでなく、常連様にも満席で入れない事を謝罪してばかりの19時台。大変申し訳ありませんでした。
落ち着いて来た頃、というかとっくに営業時間は回っているのだが、カウンターには悩める若者タイガ大学3年生。
イイね〜、悩んでるね〜。
「マスターの視点というのは、新しい気づきをくれます」とか言ってたけど、俺も全然まだまだバリバリに人生に悩んでいるけどね。
とりあえずホストクラブへ1日体験入店して来いや、と伝えておいた。実際出来たらたいしたモンだし、むこう20年は「昔ホストクラブにバイトに行った事があって・・・」ってネタができるぞ。
ぐったり&フラフラ。キッチン奥でバタンキューだった。
三女がS女史のお宅で楽しそうにしている動画を観ながら寝た。
2023年1月8日(日)
全然疲れが抜けてない。が、それはカミサンの方がもっと深刻。
でも二人でなんとか朝の準備。
なんか食おうと思ったのだが、「おみくじせんべい」なるものがテーブルの上に見えた。
何の気無しに最後に1つだけ残ってたせんべいをかじってみると、・・・しまった。大吉を出してしまった。
これ本当は長女か次女が食べるために残しておいた奴なんじゃねぇのか・・・。これはまずいぞ・・・。
と思ったが、長女と次女のどちらかがコレを食べてしまうと、食べなかった方はこの「大吉」は手に入れられない。
しかし、二人の親であるワタクシ(もしくはカミサン)がコレを食して大吉を得たという事は、これは娘たち2人ともが思う通りの成果を出してくれるという事。
2人ともを「大吉」にする事ができたというわけだ。良かった〜、むしろ俺が食べて大正解だった〜
ランチ。「むちゃくちゃ忙しい」と「忙しい」の間くらいの感じ。
落ち着いたころ、一足先に早めの休憩にさせてもらった。
しっかり昼寝が出来てカラダは回復。
俺がそうやって昼寝かましている間に、日頃お世話になってるO先輩が「おふたりに」と、お守りを買ってきてくれたらしい。渋い〜あとシュークリームもありがとうございました。親の方はせんべい食っちゃったっつーのに・・・。
夜もちょうどちょうどイイ感じの営業。どちらさまも誠にありがとうございました。
さて、今週末はいよいよ我が家の受験スタート。
親なんて受験にしてやれる事なんて何にも無いんだけれど、せめてバタバタせずに、落ち着いた1週間を送って行こうと思います。
このミツバチが受験生か・・・