いちばん古いお客様(仲間)

   

2017年8月11日(金)

仕込みもオープン準備も出来たので、朝の内ちょっとだけ高校野球を観る。広陵と中京大中京。佐賀北戦を思い出すような最終回の攻防だったね・・・。

それにしても今日はまるでベスト8、準々決勝の様相だ。カミサンも仕込みそこそこで甲子園に釘付け。試合終了と同時に泣いてるんだから、俺よりのめり込んでる。

さて、仕事仕事。ちょっと今日は気合入れてやらねばならんぞ。

 

今日はご予約のお客様がたくさん。お電話いただいたお客様にはもちろんお席は用意しておけるのだが、そうではないお客様にはお席は無いわ、お料理が出てくるのにお時間は無いわで随分ご迷惑をおかけしました。お時間が無くなり、お料理をお出しできずにお帰りになったお客様もいらっしゃって、大変ご迷惑おかけしました。オペレーションは、ちょっと考え直そうと思います。申し訳ございませんでした。

 

そんな中、今日は神戸時代のお店のお客様がファミリーでご来店。俺が神戸でお店を始めたその時からず〜〜〜〜っとのお付き合いだから、もう約20年になる。

ちょっと想像してみて欲しい。自分の仕事を、会うことは無くても遠くからずっと応援してくれている人がいて、その人が実際に自分の仕事を見に来てくれる。どれほど緊張する事なのかを。

上手く行って調子に乗ったり、その結果倒産したり。そして夜逃げするように東京に行ったり、島根に逃げ帰ったり。それを全部知っているお客様。

 

7年前、俺が島根に帰ったその時もご家族で来てくれた。島根の山の中の、なんだか薄暗い、何屋かもわからんようなスナックのような看板のぶら下がったあの「スナック喫茶通り道」の頃だ。そういえば、まだピザも無かったはず。

 

あの時は正直恥ずかしかった。俺が神戸でカッコつけてた頃のお客様に、こんな田舎のボロい店で、その日の売上が欲しいばっかりに焼酎やカラオケを求めてくる酔っぱらいの為に仕事してる所を見られたくなかった。その会いに来てくれた時はなんかテキトーな事ばかり言って、その現状を誤魔化していた。そんな事わかっていてもそこには触れず、俺とずっとお付き合いしてくれているこのカズちゃんという男。実はあまりお客様とは思っていなくて、ホントは気のいい仲間だと思っている。

でも俺だって「このままカッコつけてるだけじゃ、なんにも変わらんな・・・」とはわかっていた。

 

匿名ブログを始めたいろいろな理由の一つに、カズちゃんに「この今のダメな自分が少しでも成長していくところを遠くから眺めてもらおう」と思ったのもある。実際、このホームページはカズちゃんから「ホームページまだ作らへんの?」とプレッシャーをかけられたから作ったんだな。

さて、あれから7年。お店は多少キレイに変わったが、カズちゃんの目には俺はどう映ったんだろうか。

食事中、三女がカズちゃんファミリーにご挨拶。カズちゃんと奥様に「あ!三女ちゃん!」と呼ばれて本人は不思議らしい。「ねぇ、ぱぱ。どうしていろんな人がワタシの事を知っているの?」。ホント、不思議だよね。いつか怒られる日が来るんかな?


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