鍛えるワケ

   

2017年5月16日(火)

月末のキッチン改装での「GW」に備えて、ちょこちょこ本を買ったり借りたりしている。今のところ4冊届いたのだが、もう全部読み終わりそうだ。ま、そのくらいお店がおヒマって事なのだが。

 

寝る前にイイ本を読むと、目覚めが良い。特に上質なミステリーは、その謎解きよりも「人間の弱さ」や「優しさ」にココロが揺らされる。大正時代の設定の、とてもとてもきれいな文体で、あぁ、それで穏やかな目覚めだったのかもしれないな。ちょっと初めて経験するほどの描写、隠喩。

 

天気も良くて清々しい、が、リビングは朝の騒乱真っ最中。長女は余裕を持って起きてきて朝の支度をしているのだがなんとなく気だるそう、次女は鼻血ダラダラで目覚めてくるし、三女は今日は保育園の畑で「苗植え参観日」だというのにフリフリのワンピースで出てきた。今日は苗植えなんだから、それらしい服にしなさいよと言うのだが「だって、バカみたいな服しかないんだもん!」。って、バカはどっちだ。服か、着る人の方か?

 

大工さんは今日も早く来てくれてリフォーム作業に。

 

ココは俺が中学時分に宴会場として作られた。当時はまだバブルの嘘くさい残り香のようなものがこの寒村に漂い、おあつらえ向きに毎夜酔客のカラオケがうるさく響いた。

店の2階には俺の部屋も作ってもらっていたのだが、酔っぱらいの歌声もイヤで、さらに一緒に飲みながら接客しているオフクロはもっとイヤで、隣の母屋でじいちゃんとばあちゃんと妹と過ごした。この時始まった反抗期は、どえらく長くこじらせた。

結局は、そのお客さんたちとオフクロのおかげで、俺も妹も高校から私立に行かせてもらってたんだけど。

 

と、まあ実はこの宴会場には複雑な思いがある。奇しくも今年から長女は中学生、リフォーム後にこのスペースが忙しくなれば、当然長女も俺と似たような思いをするんだろうか。複雑な感情になりながら現場をながめた。忙しくなっても、もしかしたら娘達の為にはならんのかも・・・。

あぁ、ヒマは良くないな。悪い事を考える時間ができてしまう。

 

そんな悩んだ時には、ベンチプレス。感傷しているヒマがあれば、むしろ筋繊維を傷めつけろ、俺。

親子とはいえ、俺と娘達は別人格で思考回路も異なる。俺はさみしくて「スネてもイイ理由」を探したが、我が娘達はそんなに弱くはないなずだ。それに何と言っても、彼女たちにはカミサンの明るさがDNAに組み込まれているんだから。

 

バーベルとダンベル挙げまくってたら「わからん!知らん!その時考える!」と覚悟が決まった(モノを考える余裕がなくなった)。

 

このように、ワタシが筋力トレーニングにいそしみますのは何も「カラダだけ」を鍛えているのではありません。筋トレとはむしろ「ココロ」をこそ鍛えあげるもの。カミサンにおかれましては、どうかその辺りを汲んでいただきたく、本日の家庭内連絡帳とさせていただきます。


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