31日(水)は夜は臨時休業です。
2016年8月29日(月)
夏休みが終わると、ピタっとヒマになった。本日のランチは普段の4分の1程度のお客様の数だった。
夜も、家族みんなで夕食が食べれた。たまにはイイね。三女、全盛期の楽太郎ほどに座布団を重ねて食事。調子に乗ってる。
結局、夜もお店はヒマで。「あ〜、まぁこんな日もあるか」と、カミサンには先に休んでもらった。俺の最終目標は、「お店をカミサン抜きで運営する事」。カミサンを娘たちに返してやりたい。ヒマはイヤだけれど、それでもカミサンが三姉妹と過ごせる時間はやはりかけがえのない時間だ。
ところが、それからお店にはお客様が次々とご来店。俺も一旦「もう休んでよ」とカミサンに言った手前、助けてくれとも言えず、なんとか一人でやり過ごした。
終わってみれば1日の目標売上は達成。3年位前なら月に1度あるかないかの数字だが、今ならこれが当たり前の売上。お客様、カミサン、娘達、業者さん、全ての人に感謝だ。片付けが終わったのは1時半だった。
しかしこの逆転劇、まさに今年の広島東洋カープのようではないか。6回まで0−4であっても、そこから結局逆転できる今年のカープ。今年は優勝するに違いないが、今日の中国新聞ではその裏でむちゃくちゃ微笑ましいニュースが報じられていた。「優勝セールの仕方が分からない」。なんとかわいい広島よ!
今日の時点で、俺とカミサンでこの店を引き継いでからの「月間最高売上」を更新。「ニッパチ(2月8月)はヒマ」というこの8月にこの記録更新だ。ちなみに先月と比べると、200人も多くのお客様にお越しいただいている。ありがとうございました。
2016年8月30日(火)
カミサンも俺も、ボーっとしていた。
今から20名様の貸切があるのだが、二人共、全然お仕事に集中出来ない・・・。
個室のリフォーム。
ランチ終わり。お座敷になってる当店の個室の部屋。ここのリフォームを考えているのだが、今日はその打ち合わせ。もちろんお相手は我らがsukimono。俺もカミサンも全幅の信頼を寄せているデザイン事務所だ。
今日はそのsukimonoのデザイナーのサトコさんと打ち合わせ。売れっ子のsukimono、着工は春になるという。関係ない、sukimono以外と仕事する気は今はないのだ。
実はこの個室をリフォームすると決めてからも、ずいぶんとココロが揺らいだ。すでにいつも予約で取り合いになってるこの個室をワザワザ改装する必要があるのか?もっとお金をかけるべき場所があるんじゃないか?これ以上忙しくなって、更に娘達に寂しい思いをさせる事になるんじゃないのか?でもそれなら、俺の仕事の「夢」は諦めるべきなのか?などなど。
デザインとは関係ないこういう部分も、sukimonoさんには全部お話できる。凄いのはそれはこのサトコさんだけではなくて、スタッフの皆さんどなたにでもお話できるのだ。
サトコさんはこの「sukimonoの社長の奥様」で「子育て中の母」でもあるから、その辺りもとてもよく共感してくれて、「そういったところも全部聞かずに『デザイン』は出来ないですから、言ってくれた方が有り難いです」なんて言ってくれるもんだから、ついつい俺もカミサンもプライベートも仕事も全部ご相談。話しているうちに、経営やら方向性やらがドンドン明るくなっていくようだった。
そして、サトコさんの実際の「デザイン案」が、もう・・・。
次から次へと素晴らしい提案が出てくる。上に書いた俺のリフォームの不安なんか全部解決するような案がポンポンと湧き出し、カミサンにいたっては「それ!それぇ!!」と大興奮。いや、sukimonoに頼めばこうなるとわかってはいたが、とんでもない角度から俺たちの問題点を解決してくれていく。
打ち合わせ終わってからも、俺もカミサンも気持ちが舞い上がって仕方がない。
「ダメダメ!ちょっと仕事に集中しよう!切り替えよう!」と、その後の貸切営業に切り替え。しかし、こうやって上がったモチベーションはやはり素晴らしいパフォーマンスに変換される。カミサンも俺も「今日の団体様には、イイ仕事ができた!」と料理もサービスも今までよりも一歩進んだものができたと思える内容だった。
心地よい疲労感。
しかし、疲れたのはお店終わってから片付け中の「ぱぁぱ〜、ウォーリー見つけてぇ〜」。一応見つけたが、本当にもう全てのチカラを吸い取られるようだった。
あ、あと本日2年半前から続けておりました習慣が、ひとつ目標に届きました。実感としては「あれ、こんなモン?」というものでしたが、だからこそまた継続してやっていこうという所存であります。