エクスペクト・パトローナム!
2024年5月24日(金)
昨日の夜営業、「あら?これはちょっと疲れてるかも…」と思いながら誤魔化し誤魔化しお仕事。
ここのところカミサンが「なぜか眠くて仕方がない」というので、なんとか睡眠時間を確保するべく、朝食もお弁当も夕食も(店のまかないも俺である)頑張って作っていたのだが、少々くたびれた。もう、何のアイディアもない。
このご時世に全て1人でやってらっしゃる方、心より尊敬するわ。
でもまぁ頑張らなければと、当然、食後の洗い物も1人でやっていたのだが、すぐ横には食べ終わって優雅にスマホをいじって過ごすカミサン。
…イカンイカン。カミサンは疲れているんだから、食後の片付けも俺が頑張らないと。
しばらくすると、カミサンは「寝るわ〜」と2Fに上がって行く。
「明日の弁当、焼うどんでイイんじゃない?」と言い残して。
「焼うどんでイイんじゃない」。
そうか。もう俺が弁当を作るのは「当たり前」の話なのか。
と、その辺から突然スランプ。
明日の弁当が全く思いつかない。
普段は夕食の準備しながら、仕事終わりの片付けしながら、その後の自分のハイボールのおつまみ作りながら、何かしら明日の朝の用意をするのだが、「焼うどんでイイんじゃない?」が呪いの呪文になってしまったようで、全く何も準備ができない。インペリオ、クルーシオ。
キッチンの真ん中にある台下冷蔵庫の周りをグルグルと回りながら考えても、「いや、それはダメだ」「この前作った」「最近は暑くなってきたから」と、作ってはいけない理由ばかりが浮かんで来る。
こうなったら早く寝るしかないのだが、こんな日はハイボールもレモンサワーもまるで効果がない。全然酔わない、ただ焦り続けるだけ。
朝5時半、田んぼに行ってみる。
適度な紫外線は心身ともに、良き影響があるらしい。
しかしあぜ道をぐるっと歩きながら思うのは、「田んぼも呪いなんだよな…」。
それでも何とか弁当完成。ニラ玉、鶏、きんぴら、キムチ。
朝食も頑張った。
ランチ、最悪。
夜営業も、ボロボロ。
温玉、また失敗した。明日のランチ分の温玉を、また全部ゆで卵にしてしまった。