スキー教室
2024/01/25(木)
早朝5時。
昨夜カミサンに「お母さんのクルマ、出しておかなきゃね」と言われており、オフクロの家の裏庭から軽自動車を救出する大作業。
軽自動車が、ミニバンくらいのサイズになってる…40cmくらいの雪化粧。
クルマの上はもちろん、その周辺も当然同じように積もっているので、雪をかきかき小一時間。なんとかオフクロのクルマを店の方まで動かせた。ぐったり。
今日は次女は試験中なのでお弁当はナシの日(嬉)で、そして三女は楽しみにしていた「スキー教室」の日。
スキー教室には、見守り係として俺もボランティア参加する事にした。7年前くらいだったか、小学生がスキー中の事故で亡くなった事もあり、確かに保護者が多いに越したことはない。学校の先生もいて、講師の方もいて、さらに保護者もその横にいれば、事故が起きてもすぐに対応できる。
みんな、頑張らねばな。
次女と三女にはしっかりカラダを温めてもらおうと、朝食はショウガと梅とネギのにゅうめん。見た目はもう一つだが、寒いキッチンに煮干しの出汁の香りがふわっと漂う。
起きてきたカミサンからは「朝から幸せな匂いさせとるな」と、お褒めのお言葉を賜った。「信長と秀吉」的関係性。
ただ、オフクロのクルマの移動に関しては「『クルマを出しておかなきゃ』と言ったが、実際に『クルマを出しておかなきゃ』という意味ではない!」と。
秀吉かと思っていたが、この瞬間に明智光秀にクラスチェンジ。本能寺、まったナシ。
朝7時。
楽しみにしていたはずの三女のスキー教室なのに、突然「行きたくない…」とむずがり始める。
カミサンも「もう、今日はやめておいたら?」となだめている。
確かに、年末からいろいろあった疲れもあるし、今日は家族で楽しく滑るだけのスキーじゃなくて「教室」。気を遣う事がたくさんあるもんね。
だいたい、俺が小学生の頃にオヤジもオフクロも、スキーになんて連れて行ってくれた事はない。
平日に一緒に朝ごはんを食べた事もない。
休みの日になれば朝からビール飲んでひっくり返っていただけで、たまにオヤジが「映画に連れて行ってやろう」なんて言いながら、宮島の競艇に連れて行かれた事もある。
あと本当に映画に連れて行ってもらったけど、それが長渕の『オルゴール』だった時もある。なんで『ダイハード』の方を観せてやらないんだよ。
長渕のヤクザ映画観せるとか、そもそも息子にどうなって欲しかったんだよ…
なんとか笑い話にしてきたけど、実際は辛いもんがあったなぁ、キッズマスターよ。
疲れが溜まると、なんかそんな事を考えてしまう。
そうです…。
「スキー行きたくない」とむずがっていたのは、三女ではなく、私マスターa.k.a父親。
早起きして、雪かきして、朝食作って、本能寺。
なんかスキー行きたくなくなっちゃった…
カミサンは「体調不良で休んでイイんじゃない?」と、信長のあの「たまの優しさ」を見せてくる。
しかしここ最近、時代小説たくさん読んできたし、明智光秀とその周辺の気持ちもわかる。
山頂。三女は初心者クラスで参加するらしい。イイと思う、しっかり教えてもらおう。
が、先生の方から「中級クラスでも全然行けますね」という事で、途中から中級クラスへ。去年から初めてスキーをして、それで今回の中級は本人も不安だったらしい。
が、俺も横について滑っていたが、なんとかついていけてるじゃないか。
講師の先生の指導スタイルとも相性が良かった。というか、先生があわせてくれていたんだろうな。
一日でアタックした回数はこれまでで最高の9回。
グッと上手になった。
パパもこれだけ滑ったら、スッキリしたわ。もう許そう。
2024/01/26(金)
太ももにクル、というのはおり込み済みで、そこはしっかりシップして寝た。
だが、ふくらはぎと腹筋に強烈な筋肉痛。そこはノーケアだったな〜
イイ朝。
筋肉痛で目覚めるというのは、満足感がある。昨日俺は生きていたな。
今日から次女の弁当がいるのだが、昨夜の残り物を詰めさせてもらっておしまい。写真を撮り忘れたが、イモとレタスの炒め(美味い)、カニカマとトマト、プルコギ。
次女をバス停まで送り、それから三女を小学校まで送る。
途中、天気が良かったので三女と2人で景色を見たり。まぁ、オヤジもオフクロも大変だったんだろう。
スキーだって、本当は一緒に行きたかったのかも知れんし。
今日はおヒマかな〜、と思われたがしっかりお忙しくさせていただきました。ありがとうございました。
むずがってスキー行かない、という選択肢を選ばなくて良かった。
そしたらもっとクラって落ち込んでいたかも。
明日から受験が始まりますね。
みんな、頑張れ。