遠征スタート
2023年1月31日(火)
朝、昨夜のうちに仕込んでおいたサンドイッチを用意する。本命の試験に向かう長女のための朝食であるから、俺としては当然「ここはカツサンドだろ!」と思っていたが、そこはグッと我慢してサラダ、ツナ、タマゴであっさり風にこしらえた。
出発時。
三女からは「どうしてワタシはついて行ってはいけないか」という怒りがほとばしっている。が、ダメなものはダメだ。
2時間後、広島駅新幹線口に到着。
「頑張ってこいよ」というのは違うような気がして、なにか他の言葉を探していたのだが、そういうパパの想いなんぞをヨソにサッサと改札に進むカミサン。
情緒もクソも、「行ってきます」もない。
が、いきなり新幹線のチケットを詰まらせ、駅員さんに自動改札を分解してもらうカミサン。イイじゃない。
こういう小さなアンラッキーを貯めておいて、長女のラッキーに換えてもらえばイイさ。
俺はそれから広島の親戚へ、新年のご挨拶。
帰ってくると、やはり三女のテンションはとんでもなく低い。
これから1週間、俺はお前のその低いテンションと付き合わなければならないのか・・・
夕食の準備。
ただでさえ何も食いたがらない三女に、どうやったらこのカミサンの居ない間に食事を用意したらイイのか。
考えても仕方がない。
俺ももう諦めて「好きなものを作って食べなさい」と三女に投げてみると、大変喜んで自分の分と次女の分とのオムライスを作ってくれた。オムライス作るなんて、たいしたもんだな。三女もとても楽しかったらしい。
食後には、カミサンが残していってくれたぶどうゼリーをみんなで食べた。
明日は長女の大学入試、本番。
コロナのせいで、楽しかっただろう高校生時代のイベントはことごとく潰された。
しかし「受験」というのも、高校生にとっては立派なイベントだ。
せっかくだから、思いっきり楽しんでやってこい!