明日は貸切でございます
2022年10月20日(木)
これまで、子供さんのおケイコや部活に必死になってる親を見ると、「イヤ、子供はイイからお前が頑張れや」と冷ややかな目になってしまっていた。
そんな俺が今は三女の「漢検」に必死である。
三女には「ワタシはお勉強が出来ない」というコンプレックスがあるようだ。
特に「漢字」というものに対しての苦手意識が強いらしいので、まずはそれを取り除いてやりたい。そうすれば、そこから自信を付けてやれるのではないだろうかと願って。
実際、低いハードルである。
今回受験するのは「小学校4年生で習う漢字」の7級。三女は5年生であるのだから、本来は6級以上を受験するんだろうけど。
しかし重要なのは「自信回復」と「目標設定」。今の三女には、この2つを持ってして、「ワタシはダメじゃないんだな」と実感して欲しいのだ。
自分で勉強できれば問題ない。でも、そんな小学生はそうそういない。
しかも4年生といえば、三女は不登校真っ盛りの時。学校に行けてないんだから、そこで習うべき部分がスッポリと抜けている。
でもこの「漢検」をもって、その4年生の時代の1年分を取り戻させてやりたいのだ。
三女だけではない。
長女も次女も、入学してからずっとコロナ禍。楽しい経験が奪われてばかりで、青春もクソもなかった。
何でもイイ。人に誇れるモノで無くてもイイ。ただ自分で自分に「これだけはやりきったな」と思える体験をしてくれたらと思う。
それに関しては、もう本当に全力で応援したい。
ただ、それこそ「親が出てくる話かよ?」と自分で思ってしまう。
こういう事は自分で苦しみ悩みながら乗り越えること。結果が上手く行こうと行かまいと、その己の過程があるから「でも頑張ったな、ワタシ」と自信につながる。
だから、「俺があまり熱をもってしまってもなぁ・・・」と不安の中で三女の漢検や次女の英語に付き合っている。
どうしてやる事が彼女らにとってのベストか。オヤジもそんな風に悩んでいたのかなぁ。
と、そんな悩める父親の横で、「マスターがテンション上がっててね〜」と軽い口でお電話しているカミサン。
こっちは悩んでいるというのに「いや、落ちたらまた受験すりゃイイってだけでしょ?」と、俺とは真反対のお考え。
全てはバランス。
俺がついつい「熱い」方に振り切れてしまう分、パートナーが「冷静」でいてくれて助かるわ。
足並みバラバラで、受験シーズンに突入しました。