ハリウッド版男はつらいよ
2017年9月13日(水)
毎朝三姉妹を小学校、中学校、保育園と順番に送っていくのだが、どうも煩わしい。通う学校が家から全て遠く、集団登校する次女も集合場所まではずいぶん長い時間を一人で歩かねばならんので仕方が無い事なのだが、それが朝の7時から20分おきに計3回となると、ちょっとなぁ・・・。
何か有効な時間に出来んもんかと思っていたのだが、最近は「パパはずっとクルマにおりますんで、準備出来た人から順番にどうぞ」とずっとクルマに居続ける事にし、その時間は読書タイムに充てるようにした。
車中にいればスマホもPCも触れる事は無いし、スキマスキマとは言え1時間ほどは本が読めるので、今はむしろ充実した時間に出来ている。それにしても読書はイイ。どんな本だろうとココロが穏やかになれるような気がする。
三女を保育園に送り届け家に戻ると、店の駐車場でカミサンが渋い顔で立っている。「また池の水が出なくなってるのよ・・・」、ほ〜。
カミサンは一人で沢を登り、池に水を引いてくる設備を調べたのだが問題は無し。おかしいなぁと思って駐車場裏の池用のパイプを見てみると、なんとパイプが途中で切られている。
ジョイントの部分から外れているのではなく、引っこ抜かれて短くカットされているようだ。
いつもなら怒り心頭、犯人探しに躍起になっているところだが、それが最近読書も映画鑑賞も出来てるもんだから「ま、直そう。今やるべきはパイプの修理だ」と、カミサンと一緒にテキパキ補修。カミサンが「コレ使えるんじゃない?」とガレージに置いてあったパイプを見つけてきてくれたり、余分のジョイントがあったり。
で、ものの3分で修理完了。けっこう大変な事になるかと思ったが、イライラするどころか、スムースに作業が出来た。
そもそも誰かがやったかどうかはわからんし、なんなら自然とそうなったのかもしらん。余計な事は考えるだけ無駄、「今やるべき事に集中」したのが良かったな。その後すぐに二人で気持ちよくお店を開けられた。
完全に読書のおかげだ。ココロに余裕をもたらせてくれる。
ランチ終わってからジムに行きたかったのだが、時間が無く庭の藤棚で懸垂。そうか、忙しい時はこの手があったか。
その分、昨夜から観ていた『ジャック・リーチャー2』を再視聴。アクション俳優トム・クルーズの本領発揮、MI:シリーズとは違う「拳vs拳」、考えるより先に手が出る主人公、そしてトムの顔芸。1とは少し違う感じだが、それでも相変わらずの傑作。初めて会う高校生の娘から酷い事言われて「思い当たる節があります・・・」とションボリするトム・クルーズが観られるのはこの映画だけである。内容はほぼ『男はつらいよ』でした。
夜は久しぶりに忙しくなりました。ありがとうございました。明日もがんばるぞ。