歴史とサーブ
2016年10月17日(月)
カミサンによると、長女は「歴史」が苦手らしい。わかるわ〜、俺も大嫌いだった。
まったく、「苦手意識」というのがイチバン悪い。「あ、面白いかも!」と思いさえ出来れば自然と楽しく学んで行くんだから、下手だろうが覚えが悪かろうが「苦手意識」を取っ払うのは最重要タスク。
親として何かそんなヒントになるような事はないか?と思い、「家康がいかに陰謀を用いて徳川幕府を作ったか」や「世界最大の山岳事故となった『八甲田山遭難事件』は実は薩摩藩による虐殺事件であった」を語ろうかと思ったが、カミサンからの猛反対を受け中止。
というわけで戦国時代入門として『学研の人物日本史』を、そして近現代物理学者研究入門として『ドリトミーともきんす』を借りてきた。歴史の教科書よりは読む進めやすいのではないだろうか。俺ももう一度勉強したいと思っていたところだ、一緒にがんばろう。
夜、なぜか今日は悩めるお客様たちがカウンターで愚痴、ねたみ、うっぷんを吐きまくる。立ちっぱなしでそれらを聞き続けて計6時間、片付けが終わったのは25時で、本当にぐったり。愚痴やら悪口言うたってなんにも解決せんぞ、でもまぁ聞くくらいなら聞いてやるけど。
今度来たら、「八甲田山」で薩摩がいかに山縣有朋を失脚させ日露戦争を自分たちの意のままに操作したかをコッテリ聞かしてやろうかな。
2016年10月18日(火)
今日は長女と次女のバレーボールの練習日。二人共楽しく練習に行くので、ひとえにコーチのおかげであろうと思う。特に長女はあまりスポーツが得意ではないのだが、楽しんでいるようなのはつまりそういう事なんだろう。
20時に二人共帰宅。長女はキッチンに「ただいま〜、楽しかった〜」と帰ってきた。紅白戦で、5本連続サーブが決まりお友達から「サーブの天才!」と褒めてもらえたという。そうか〜、それはよかったね〜。パパも嬉しいわ。
しかし駐車場では次女が号泣。なんというか、慟哭と言ってもイイと思われるほどに絞り出すように唸るように歯を食いしばって泣いているではないか!なんじゃこりゃあ!
迎えに行ったカミサンによると、どうやら長女のサーブが決まりまくるのが悔しくて堪らないらしい。「私の方が先にバレーボール始めたのに、なんで私は上手くサーブ出来ないの!」と悔しさが全身からほとばしっているではないか。いや〜、それもまた良い良い。負けん気までも身につけさせてもらえたか、バレー習って正解じゃないの。パパ、そういうのも嬉しいぞ。
長女は長女で「勝てると思ってる時点でナメてるのよ」とクールかつ圧倒的上から発言。ほぉ〜、イイねぇ〜。お互い切磋琢磨してがんばれ!
三女はお絵かき、次女にサーブの絵をプレゼント。「こうやってするのよぉ〜」だと。
次女食後にお風呂。バレーボール持って風呂から出てきたが、その意気だ!