包丁を使わない、とか

   

2016年9月14日(水)

5年ほど頑張った「男の料理教室」の講師だが、お役御免と相成った。

確かに飲食業という仕事を生業にしてはおりますが、一言に飲食業と言いましても実際の現場では細部細部に分化され、俺なんてまるで料理は出来ない。たしかに、「一般家庭のお父さんよりは出来る」というレベルではあるけれど、それでもそんなレベルで講師を務めるのは心苦しかったという5年間だった。余裕そうに見えても緊張しており、料理教室当日の一週間前くらいからピリピリしちゃって、カミサンにあたったりもして・・・。

やはり今回もそのお話をいただいたのだが、ついにお許しをいただいた。やっと「NOと言えるマスター」になれた。

頼まれごとを断るのは勇気が要る。俺のやってる商売で言えば「顧客満足度」や「ブランディング」など、とおりみちに悪い印象、営業にダメージがあるのではなかろうかと不安になるから。常に「悪いイメージを持たれたくない」という一心で24時間を過ごしていると言っても過言ではない。臨時休業に、カラダは休まっても精神はピリピリしてしまったりするのはそういうことだ。

料理教室、人気は無かった。毎回毎回同じ参加者で、これ以上生徒さんが増える見込みも無かった。行政からの依頼であるから、俺の講師料は税金だし、もっと人気も技術もある先生に依頼して欲しいと、今後の講師はお断りした。

5年間やってきたから思い入れはある。「僕、料理出来ないんで。だからこそ簡単なものをみんなで作りましょう」というコンセプトが良かったか悪かったかは分からない。でも、充分やりきったなな。

これからは俺も生徒で行きたいな、男の料理教室に。


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