トラウマレベル

   

2016年7月21日(木)

深夜、昨日の続きの『上杉鷹山(下巻)』を一気読み。「そんな事をおっしゃっても、御屋形様。私はそのような強い精神は持ちあわせていないのでございます」と、主人公の鷹山にブーたれながら。IMG_4590

いやすごいと思いますよ、最高のお殿様だと。でもね、こんな発想と精神力と実行力がある人間なんていやしませんよ。神話かよ、とまで思えてくるわ。

素晴らしい一冊である事は間違いないが、どーやっても鷹山には「共感」できない。ムリ。完全無欠のスーパーヒーローのお話は、もう響いてはくれなかった。途中、罪に問われた竹俣の気持ちの方がよくわかる。

とってもイイ本だし、娘達には絶対に読んで欲しい。お話は最高に面白いしハッピーエンドだし。けれど悪いことは言わん、35歳越えてる人間は相当の覚悟なしではもう読まんほうがイイぞ。

ランチ、大忙し。ありがとうございました。
たまたまカウンターには中学校の時に習っていた先生がお見えになってくれた。お帰りの際にはお店も落ち着いており、少しおしゃべりなど。「マスターも若い連中をひっぱって、この町を活気づけるようなリーダーになるんだぞ」とお言葉を頂いた。しかし上杉鷹山読んだ後だ。「とんでもない!俺みたいなもんは、絶対にリーダーなんかにはならないです!!!」と、過剰な拒否反応。

先生も不思議だったかもしれないが、とにかく今はリーダーや経営者なんていう言葉すら聞きたくない。そのくらいココロに傷を残してくれた『小説上杉鷹山』だった。しかし、マスター1人がここまで自己嫌悪に陥るのもシャクなので、カウンターの常連様に於かれましては是非に読んで頂いて、お互い自分たちの不甲斐なさを慰め合おうではございませんか。

皆様、お待ちしておりますよ・・・。


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