耕すマスターの稲作に対するOMOI
2026年4月13日(月)
本日お店はお休み。
しかしゆっくり出来るというワケではなく、朝8時前には田んぼへ。
今日は田植えの前の「代掻き」という作業をする。
本当はもっと早い時間から代掻きを始めたいのだが、トラクターというのはけっこううるさいので8時から始める。
今日1日でテニスコート24面分を耕す。
じゃあチョロいじゃねぇかと思われるかも知れませんが、代掻きの速度というのは人間の散歩の半分以下のスピード。ゆっくり撹拌することで、田んぼを平らにする事が大事。
だから暗くなる18時までにその24面を終わらせるのは、けっこうなミッション・インポッシブルである。
そして、俺がトラクターを上手く操縦出来ないのが悪いとはわかっているが、近所のおじいさん達からの「あ〜違う!」「先にこっちを搔け!」「⋯⋯(呆れた顔)」には、ホトホト疲れた。
全ては「愛ゆえに」がベースの苦言だとはわかっちゃいるが、「ワカモノに教えたい!」が全面に来られるとちょっとキツい。だって俺もう今年50歳なんだぜ⋯。
そこへ、「ジジイが『もっとジジイ』に叱られてるやん〜」。
うるせえ!なんだお前、近づいて来んな!
子供の頃からこの白い奴の事が好きでは無かったのだが、今日はずっと俺のトラクターにつきまとわれ、心底お前を嫌いになったわ。そういえばお前、ウチの池の鯉も獲って行きやがったよな?
ビビらせてやりたいのだが、人間の歩く速度より遅いトラクター。
余裕で「すーん」としてトラクターの前に立ちはだかるコイツ。
イライラしながらトラクターを運転していると、向かった先にカミサンが待ってくれており、俺の顔面にUVケアのスプレーをぶっ放してくれた。ありがとう、冷静になりました。
12時前に、一旦終了。
トラクターに燃料を入れて、またすぐに代掻き。
こっちはさっきの倍ほどの面積がある。あと6時間半で日が暮れるので焦る。
18時、一応完了。
10時間か。
ちなみにトラクターの利用料は今日だけで5万円くらい。
休みの日に疲れ果てた上に5万円払う(これが今年あと2回)となれば、若い世代は副業として稲作をしようという気にはなかなかならんかもな。
今後の邑南町の稲作事情はずいぶん変わるだろう。
俺は「うるさいジジイ」が居てくれている間に色々と教えてもらっているが、でも俺がその「うるさいジジイ」になって次世代に伝えるのはムリだ。16年やったが、俺いまだに全然わかってないし。











