きゅうきゅう
2026年3月13日(金)
そろそろ本を閉じなければならない午前2時前、オフクロから着信が入る。
午前2時に親から電話。
一瞬でアルコールもぶっ飛び、「ふ〜」と大きく息を吐いてから電話を受けた。
電話を切ってからカミサンに起きてもらい、俺は地元の邑智病院へ電話。
「救急車を向かわせましょう」と言ってもらえたが、迎えに来てもらうより直接行った方が早い。
オフクロは全身がじんましん。発疹が出ているというよりは、カラダ全体ががボコボコになっているような感じ。震えて、喋るのもおぼつかない。
到着して1時間くらいたったところで、ようやく先生が来てくれて点滴を打ってもらえる事になった。
「30分ほどお待ち下さい」と言われ、ベンチに座って待っていたのだがけっこう不安なものだな。
しかし、30分以上過ぎても特に何も言ってもらえない。それどころか、オフクロが点滴をしてもらっている部屋から物騒な音が聞こえた。
そしてその後すぐに、先ほど帰っていった先生が小走りで戻ってきてオフクロの部屋に入っていく。
さすがに座ってられず俺も病室に入ってみると、じんましんは治まったようだが、青い顔をしたオフクロが横になっている。
「点滴が終わったあと、トイレに行かれようとしたのですが、意識を亡くして倒れられました」と報告を受ける。
先生が言うには「アナフィラキシー」。
相当強烈なアレルギー反応が出ているようだ。
オフクロは点滴さえしてもらえればすぐに帰れると思っていたようだが、症状が重いので入院させてもらう事になった。
外に出ると、もう朝6時。
帰ってすぐに三女の朝の用意をせねばならん。
それにしても、島根に帰ってて良かった。これがオフクロ1人で暮らしていたらと思うと、ぞっとする。
三女を送り出して、ちょっとお店の準備をして、10時からはカミサンと交代。1時間ほど寝かさせてもらった。
カミサンと相談し、今日は15時でお店は閉めさせてもらった。
それから精米に行ったり、明日の買い出ししたり。
カミサンがオフクロの入院の準備をしてくれていたので、俺はそれを持って病院へ。
ずいぶんと回復しているようで安心した。お肉に対してアレルギーがありそうな感じだとは本人も周辺も分かっていたのだが、どうやら他にもアレルギー反応が出てしまうようになってしまったようだ。
食べたり飲んだりするのが好きな人だから、可哀想に思う。
オフクロが設ってる詩吟教室の冷蔵庫に、三女が好きそうなケーキがあるからそれを食べさせてやって欲しいと頼まれた。
そういえば、朝起きてきた三女に何も説明をしておらず、学校から帰ってきてビックリしていた。俺ももうろうとしてしまっててね。
もう元気そうに見えるが、退院は週明けになるらしい。
その後に大学病院で精密検査をしてもらって、アレルギーについての詳細な検査を受けるようだ。
アレルギーはしんどいし、あれほど病院嫌いなオフクロが夜中に「病院に連れて行って」と俺に電話してくるくらいなんだから、それはちゃんと診察してもらった方がイイ。
ただ72歳のおばあちゃんになってから「大好きなモノ」が食べられなくなるのも可愛そうに思う。
たまたまタイミングが悪かっただけ。くらいだと、嬉しいんだが。
今日は疲れた。
ルームランナーどころでは無い。もう寝よう。








