おでん応援団
2026年2月21日(土)
夜中。
昨日から引き続きずっとマイク・タイソンの本を読んでいるのだが、酒も相まってタイソンが可哀想で泣けて泣けて仕方ない。あの頃憧れたタイソンが、もう自分の子供のように思える。ドラッグに逃げたタイソンも悪いが、なんでこんなに悪い奴らばっかり寄って来るんだよ。
孤独に負けたタイソンが悪いとも言えるが、孤独が過ぎると「間違った優しさ」に引きずられてしまうのはよくわかる。自営業者の大半は、みんなこれで死んでいったもんだ。
朝。しっかり二日酔い。
沁みる本は、おかわりを誘発させてしまうね。
ランチ。今日もほどよい忙しさで、誠にありがとうございました。
初代アルバイトの「ミキちゃん」がずいぶん久しぶりに来店してくれて、大いにお話が盛り上がった。
ミキちゃんがお店のお手伝いしながら面倒を見てくれていた次女と三女はもうミキちゃんの身長を越えてしまったことにビックリしていたが、逆に何も変わらないミキちゃんに俺達はビックリだよ。
そもそも素晴らしい心持ちのミキちゃんが、今でもあの頃と変わらないままでいてくれて本当に嬉しかった。
お店を閉めてからラン。
大鶴肥満の「父親との確執、そして雪解け」は、見ごたえがあった。親なら誰だって「子供を喜ばせようとして失敗する」ことはあるはず。
そして全ての餃子が焦げている。
一般的に「焦げる」というのは良くない事だが、お笑いの世界では「良くない事ほど、良き事」。面白かった6km。
今夜はカミサンが「おでん」を晩ご飯に用意してくれていた。
昨日飲み過ぎたのに、おでんなんてまた飲み過ぎてしまうわ。
おいしかった。
そういえば昼間にカミサンは「大根、買ったと思ったのに無い」と言っていたはずだが、味の染みた大根がしっかりとある。
「大根?畑にあったのよ〜」
オフクロの畑から収穫してきたらしい。
今は遠く大都会でお仕事を頑張っているミキちゃんに、軽々しく「田舎もイイもんだよ」と言ったワケではない。
むしろ、素晴らしい人材が多くの人の役に立ってもらいたいと思えば、ミキちゃんのような子が都市にいてくれた方が人類にとってプラスであるのは間違いない。バリバリ頑張って欲しい。
だけどどうかカラダやココロが壊れませんように。
そしてもし疲れ果てた時は、すぐに帰ってきておいで。「おでんの大根が足りないから、畑から抜いてくる」なんて、童話みたいな世界がいつでもミキちゃんを待っている。
精神的なセーフティを保ちながら仕事を頑張れるのは田舎者の特権だ。
がんばれ、ミキちゃん。








