沸点
2025年6月25日(水)
夜。
リビングで期末テストの試験勉強をする三女の横で俺も読書。
俺が読んだことがあったのは9冊。
「生涯で理解するのは俺にはムリか」と諦めていたリベラルアーツの再入場用の入口として有用なのではないかと手に取って見たのだが、むしろ出口として助かる。
というのも、読んだ9冊がその時は「全くわからなかった」から。
しかしその9冊について大変わかりやすく説明してくれており、あの時まるで分からなかったことについて説明してくれている。哲学科とか神学科に行く人たちって、こういう事を学んでたのか。もう1回読み直させてもらいたくなった。
この本だけでわかった気になることはないが、この本をガイドにまたいつかチャレンジしてみたい。
朝4時起床。自由時間がたっぷりある。
英語してストレッチして本読んで弁当作っても余裕。
生姜焼き、人参シリシリ、ピーマンとジャコ。
オススメに上がって来てた『ボイリングポイント』をアマプラで視聴。
これって……?
ロンドンの1夜。舞台はとあるレストラン(たぶんヌーベルキュイジーヌっぽい料理)。営業直前に保健所から指導は入るし、どうやらスタッフ全員みんながみんな問題を抱えている。しかし今夜もお店は大盛況で、そこへイヤなお客や料理評論家がやって来て…
と、ここまではあの名作『ディナーラッシュ』とそっくり。間違いなく影響下にある。
ただ、『ディナーラッシュ』の方は問題を抱えつつもポップでお洒落で前向きであるのに対し、この『ボイリングポイント』は常に「これはもうダメだ…」という雰囲気で満ち溢れている。
「90分間ワンカット」。1度もカットされずに最初から最後まで1台のカメラで物語は進むというのが、これがまた緊張感を高める。
およそレストランが抱えるだいたい全ての問題がこの映画に集約されており、同業者、しかも大失敗の経験者としてはまともに観ていられないほど。「こうやったら店が悪くなる」のオンパレードで辛い。明日は我が身。
それにしても、ワンカットのイギリス映画で主演がスティーブングレアムか。
これって2025年の大大大問題作『アドレセンス』とほぼ同じシチュエーションだなと思ったら、同じ監督だった。そりゃあイヤな映画(褒めてる)撮るわ。
そして監督は映画の舞台となったこのレストランで実際に働いていらしたらしい。それでこのリアルさか。
俺は和食や中華料理の世界はわからないけど、西洋料理やってる人は必見だと思う。監督が言うには「社会全体のイヤなところをレストランに落とし込んだだけ」らしいので、チームで仕事をしている人なら、誰が見ても身につまされるんかもしれんが。
同業者の人たちと酒飲みながらゆっくり語り合いたい映画だった。
ランチ。満席御礼、ありがとうございました。当然ウチにも『ボイリングポイント』的な問題は毎日あるけれど。
今日もランチで終了。次女は期末テスト前の雰囲気にやられてフラフラで帰ってきた。まだ始まってもないし、そもそもそんなに勉強もしてなさそうなのに。弁当は完食してた。
今夜もテスト勉強そしている三女の横で読書。
いつ質問が来てもイイようにスタンバイしているが、chatGPT先生がいてくれるので俺には用事はなさそう。
次女のお役に立てるのも時間の問題。いやもはや、「そんな時代もあったねといつか話せる日」がもうそこまできているのか。








