効率の悪さ
2021年4月29日(木)
本日お店はお休み。
6時に起きて次女の朝食を用意してから俺は田んぼへ。
昨日、上手く平らに出来なかったところを手作業で直す。どしゃ降りの雨の中、ワタシは泣いた〜、だ。
トラクターを上手く転がせてたらこんな作業しなくてもイイのだが、ほら俺ってまだ稲作12年目じゃない?しかしこれでも12年の中ではサイコーの出来だったのよ(あくまで当社比)。
今日は残りの田んぼをまた平らにする作業。
昨夜のウチにYoutubeで「代掻き 2回目」でしっかり勉強しておいたので、昨日よりはもっと上手くやれるはず。
と、思っていたら「お兄ちゃん、あとは任せてよ!」と、義理の弟、桂君が帰ってきてくれてトラクターに乗ってくれた。
圭君は俺より全然上手いから、それは助かる。
でも俺も何か役に立ちたくて「Youtube見る?」と聞いてみたが、俺の12年前よりも親父の稲作を手伝ってくれてたのはこの桂君だった。必要無いわな。
帰って風呂入って本を読んで過ごした。
効率良く生活を送れ、自分が大切な事にフォーカスして「前倒しで」生きろという本なのだが(再読)。
確かに農業は今の俺にはまるで魅力の無い作業。農業をするというのは、この本で言うところの「時間のムダ」かもしれない。
俺もホントそう思う。
でも、オフクロが喜ぶんだよな〜。田んぼの事すると。
毎年毎年大赤字だし、時間も思考も奪われる。やらなきゃならない事はいっぱいあるんだけれども、オフクロが喜んでくれるんなら、まぁそれだけでやる意味はある。圭君も同じ思いで帰ってきて作業してくれている。
そんなん気にせず、お前はお前の人生を生きたらイイと思われるかもしれん。田んぼなんかやめて、もっと効率よくと。
ホントそうよね〜
でもなぁ〜、オフクロが喜ぶんなら、まぁもうちょい頑張ろうか?というのが俺と桂君である。
効率の悪い人生。ムダの多い人生。
寄り道、道草、遠回り。
夜になって圭君と妹は慌ただしく帰っていったのだが、せっかく「帰ってから食べろよ」と作っておいたピザを忘れて帰ってしまった。
比較的早く気がついたので、俺と三女でクルマで追いかけた。
追いついてピザを渡し、それから三女と二人で帰り道。
三女が「忘れ物しても、笑い話になるからイイよね〜」と、全くそのとおり。
失敗しないに限るが、それよりもどんなにドジ踏んでも「あの時可笑しかったね〜」と笑えることが大切だ。
商売人としては「効率の良さ」という事に対しての責任はあると思っている。
ただ、ムダな事もそんなに悪い事ばかりでもない。
これはムダ、あれもムダと断捨離的な人生もいいが、「ムダを笑える人生」もまた一興である。








