仕事論
2025年11月4日(火)
昨夜パン屋さんのluluさんからもらったごちそうがあったので、朝食も次女のお弁当もそれで全部まかなえた。ありがたい〜
時間に余裕があったので、英会話したり本を読んだり。
昨夜はそのluluさんと食事をしたのだが、そのなかで「田内さんの本、面白かったですよね〜」と、俺が先日読んだ『お金の不安という幻想』の話になった。
確かにとてもイイ本だった。
俺はその話題の時は「面白かったですね。田内さんのような考えの人がいてくれると助かりますし」と返して、それで終わっていた。
著者の田内さんの考えはとても素晴らしい。「カネが全てではない」と本当にそう思うし、娘たちにもそう伝えているつもりだ。
ただ、「でも、アンタ安全な場所から何言ってんだよ」と思ったのも事実。
田内ウォッチャーであるから、田内さんがとんでもない努力で今のポジションにいらっしゃるのも知ってはいるが、でも「それが全てではないが、それを踏まえた上でも『カネ』は要るじゃないか」とも思う。
カネは絶対要る。綺麗事を言える土台は俺にはまだ無い、そろそろ50歳というのが情けないけど。
だから、昨夜の時点では「この本を読んで、その後どう実行するか?」には答えられなかった。
この本にもじゃあどうすればいいかの「具体案」は無いし、luluさんと話し合えるほどの自分なりの考えもまとまっていなかった。
しかし、回答はやはり「本」にあった。
朝、図書館から借りていた『エピクロスの処方箋』を読み始めたのだが、俺の今のその悩みに対するまさに「アンサー本」。
仕事をするということの本質は何なのか。
前作の『スピノザの診察室』にも感動したが、今回は問をもって読み始めた分、なおさらグッときてしまった。
俺の「仕事論」は、もうこの本で上がりでイイかな。でもこの『令和の赤ひげ』には永遠に続いて欲しいと思う。
今回の下水道工事の色々をお願いしている友人のあっちゃんが来てくれておしゃべり。
あっちゃんは心配してくれている様だったが、まぁゼロからやるつもりだよと。
カミサンは今日もずっと経理。
手伝いもしたいのだが、カミサンにはカミサンのやり方がある。俺はお洗濯を干したり、美味しそうなタイ料理を眺めながらルームランナーしたり。
9km。
美味しそうだし、ウチでもやれそうなお料理がまだまだあるんだなぁ〜。
そんなタイミングで「奥様の経理作業の合間にどうぞ」と、神戸時代からの友達のかずちゃんがお菓子を送ってくれた。
お菓子も嬉しいが、おしゃれなパッケージというのがこれが勉強になる。カミサンの事も気をつかってくれてありがたい。
昨夜luluさんに「何もないんですけど、人に出会えるという運だけは持っているつもりです」と言った。
振り返れば365日の全てが、いつも誰かが俺を助けてくれて応援してくれている。忘れてはいけない、この恩返しを次の誰かに渡していかないと。ペイ・フォワード。
なんて考えているところに、今度はT先輩が来てくれて、今まさに俺が必要になるだろうギアを貸してくれた。
そして、「ちょっと早いけど、その中に誕生日プレゼント入れておいたから〜」とすぐに帰って行った。
そのギアの中には、
TBSラジオを聴いているヤツらならみんな知っているアレが入っていた。奇しくもワタナベさんのアレ。娘たちとやってみよう。
本もイイ。友達も優しい。
俺こそが「安全な場所」から何を抜かしているんだろうな。








