若者たちと大手と
2025年3月24日(月)
朝起きたらまだ息切れしているような感じ。昨日のロングルームランナーがまだ効いてくれてるわ。
次女は午前中だけの練習ということでお弁当は無し。帰りのバスで摘んだらイイと、おにぎり1つだけ持たせた。
ランチ前。
神戸に帰ったケンケンから、読みたかった『キングダム』のコミックスの続きが送られてきた。びっくり。こういうの1つ送るだけでも、安くない送料がかかるのに。
「ダンボールにスキマが空いてたので、リンゴも入れておきます!」という手紙も一緒に。
その気持ちが嬉しかったね。もちろん行動力も。
ランチはカウンターまでびっちり埋まる満席御礼でありがとうございました。
特に、隣町からチャリンコ漕いで来てくれたヤング達にはオジサン感動しちゃったわ。標高200m以上の差があるところを、3つのトンネル潜り抜けて来て登ってきてくれたんだもん。
仕事に対してむちゃくちゃ気合いが入ったわ。
落ち着いた頃、今度は長女の高校の頃の同級生の男の子が来てくれてカウンターでおしゃべり。
今は大学生で九州にいるが、島根に帰省の時はいつもカウンターに寄ってくれる。
今後の見通しなどを聞くが、未来は明るいね。どいつもこいつも、みんな大好きだ。
本日、夜の営業は貸切。休憩なしでカミサンが頑張ってくれる。
21時、カミサンも俺もヘトヘトのクタクタ。
夕食を食べ終わった次女が、非常に申し訳なさそうに「あのぉ〜、お忘れかもしれませんが明日からバレー部の遠征で…」
そうだった。
「朝7時には高校に集合で…」
オッケーオッケー、全然大丈夫よ。若者は夢中で頑張ればイイのだ。
夜のお供に『なぜコメダ珈琲店は』を選んでみたのだが、「提灯」にもほどがあるだろう。
これまでは本当にコメダ珈琲へのリスペクトがあったのだが、読めば読むほどに「シラけて」しまった。最近は骨太の文章に充てられていたもんで、提灯記事など読んでて恥ずかしくなる。
しかし後半くらいまで来ると、むしろコメダから「どんな手を使ってでも売れてやるんだ」という気概が感じられる。
「提灯がどうした?恥ずかしいと思わば思え、こっちは売り上げのためならなんでもやるぞ」という気概。
俺もこれまでカミサンやスタッフに「イタリアンからバカにされるような店を目指そう」と言っていたのに、随分ズレが出てしまっていたと反省。
「『飲食業界のプライド』なんて、知らねぇよ」と、遠くの雲の上から言われているようだった。
俺のような個人事業主こそ、「何がなんでもやってやる!」と泥水啜って売上を作らねばならないのに、情けなくて恥ずかしいのはむしろ俺だったわ。
若い人からは元気をもらい、業界大手からは「勘違いすんなよ?」とシメてもらったような1日。
まだまだ頑張らないと。