目、歳
2025年3月13日(木)
わかっているつもりではあったが、今回のフィッシング詐欺でつくづく認めざるを得ない。
本当に俺は歳をとって来ているんだな、と。
48歳だからもう当たり前なのだが、それでも正直なところ「自覚していたか?」と訊かれれば、まだまだ全然若い気でいてしまった。痛々しいもんだ。
そうやって少々不貞腐れながら、夜中に新川帆立先生の『目には目を』の続きを読み始めた。アルコールも入ってないし、たっぷり読める。
テンポも良いし、もうかつて何十年も前に誰かから聞いた与太話が「あれって、本当の話だったんだな」と中盤までは楽しく興味深く読めた。あのBad-Hopが言ってた事も、リアルだった。
「未成年の犯罪」は、今まさに子育て中の我々にはすぐそこに背中合わせ。我が子が被害者になるのはもちろん辛いし、加害者になる可能性も大いにある。
物語の「初手」は、「被害者になったとしても、敵討ちは良くない事である」という前提で話は進むのだが…。
謎を解いて行くのだから「ミステリー」に分類される本だが、俺はこれは「子育て(特に男子)」のコーナーにあってもイイんじゃないか。
先日カミサンと仕入れに行った時の車内で悩みに悩んで答えの出なかった問題の、その回答の1つであったと思う。
久しぶりにメモを取りながら読んだ。最後まで読み終わってからも、しばらく自分なりの答えを探していたら朝だった。
次女のお弁当は、冷凍シュウマイと、味玉と、昨夜作っておいたラタトィユ。ラタトィユなんて久し振りに作ったが、結構美味かった。
ランチ。大忙しでありがとうございました。
駐車場問題さえクリアできればウチももう1段階ハネると思うのだが、今はまだ。ただ、その日が来ると思うと信じている。
キッチンでは多少の「言い合い」。
俺の思う今後の戦略と、他のみんなの思いとのズレ。こういう事こそ致命傷になり兼ねないのだから話し合って行かないと。
夜営業までにルームランナーで7kmほどラン。
それを見ながら走ろうとTVerでものすごく楽しみにしていた番組が、あまりにも茶番で「ふざけんな!」。しかし茶番が過ぎて逆に面白かった。
その後観た『ひっかかりニーチェ』で、佐久間さんが言いたい事言ってくれてた。東野幸治は本当に面白いわ。
夜も大忙しでありがとうございました。
特に「僕も最近フィッシング詐欺に遭いまして…」と慰めに来てくれた友人がいて救われました。
やっぱ辛い時には励ましてもらうより、そうやって寄り添ってくれる人に救われる。
なんでもっと気をつけないの!などと正しいアドヴァイスを放り込んでくるような「正義の味方」におかれましては、どうかご自身がフィッシング詐欺などには遭われませんように。
「目には目を」って、ありますからね。
でも、許そう。だってもう50歳前なんだし。