人間ドッグと40代のふりかえりと
2024年11月28日(木)
夜。
明日の三女のテストに親子で挑む。正比例と反比例について理解しよう。
明日の人間ドッグのおかげでアルコールも入ってないし、中1数学なら俺でもなんとかお役に立てそう。それに三女は「グラフ」というものへの理解はあるようで、「折り紙みたいなものなのね」となんか本質っぽいことも言っている。確かにそうかも知れん。
1時間ほど一緒に楽しい時間を過ごした。
カミサンはまた下のリビングのコタツで寝た。シジミは「ママを起こして連れて来て!」とニャーニャーうるさくずっと邪魔をしていた。
朝。
次女の方も期末テストで今日もお弁当はお休み。ありがてぇ〜
今日は人間ドッグ。
視力聴力血圧ガンマ及びポリープは時の運として、問題は「身長」。カミサンも三女も応援してくれて、ストレッチポールでグイグイと全身を伸ばす。なんとか170cm台を死守したい。
8時半、病院。おかげさまで身長は171cmをキープ、優しい看護師さんで助かった。ドライヤーも上手に出来たらしい。
待機中に行正り香先生の『ビリからはじめる英語術』。カミサンが私淑する行正さんの英語学習の本。6年前に買っていたのに、ちゃんと読んでいなかった。なるほど「ae」の発音記号の意味がようやくわかったわ。
現在、我が家ではみんなで英語学習アプリを頑張っているのだが、特にカミサンの集中度がすごい。空きあらば、ずっと英語学習。
一般的に「手段と目的の履き違え」というのは悪いことだとされているが、「勉強自体が楽しい」というのは、この歳になるとそれは非常に素晴らしい事だと思う。
2年ほど前「あ、5時間経ってた…」と次女がギターを弾き続けたのを見た。
上達する事よりも「ただギターを弾いている。それ自体が楽しい」としている次女がとてもキラキラしていた。「上手くなる」なんて大した事ではない、なんならヘタクソでも全然イイ。娘たちには「やってて楽しい」と思える何かに出会える人生であって欲しいと願う。
そして我が家では今はカミサンがそんなバーサーカー状態。毎日2時間くらいは英語に取り組んでいる。サイコーじゃんか。
ちなみに長女におかれましては、このアプリで英語の他に中国語、フランス語、韓国語、数学まで学んでいるらしい。そのままずっと我々のお手本でいてくれますように。
俺も一応はその語学学習アプリをやっているのだが、発音が全くダメ。
「パーク(公園)」と言ってるつもりなのだが、何度やってもアプリに毎回「Fxxk」と認識される。公園という平和な文言なのに。
血液検査やら胃カメラやら後輩ショーケンとのおしゃべりやらを終え、人間ドッグ、今年も無事終了。
視力は10年前の1/4。0.5まで落ちてしまってメガネは待った無しの状況、しかしその他は問題もポリープも無し。ありがとうございました。
帰ってから、店のメニューのレシピの見直し。
対象は「ローストチキンのトマトクリーム」「シラスと海苔の和風カルボナーラ」T先輩に頂いた照明のおかげで写真がキレイ。
レシピ、「ローストチキン〜」の方は少々変更。少々だが、グッと美味くなったと思う。
夕方、ルームランナー。
10年前にリアルタイムで観たアレが、実は今日までずっと続けてくれてたなんて。ロンブー淳、千原ジュニア、有吉御大の40歳から50歳までを追い続けたドキュメンタリー。撮り続けてくれてた藤井健太郎もすごい。
芸能界の一線級の芸人のここ10年間の「仕事と生活」。グッと胸に来る。
このまま50歳になったとき、40歳の俺を振り返って堂々としていられるだろうか。40歳の俺に向かって「頑張ったら大丈夫だ」と言ってやれるだろうか。
実際に過去の俺自身に出会うことはできない。しかし子供達にとってなら多少何かしらのサンプルにはなれるはず。いつか「昔パパとママって、50歳くらいから英語始めてたよね〜」などと、三姉妹で笑いあって欲しい。
その頃には俺はドバイの「ジュメイラ・アル・カスル」あたりのプールで、ダビドフ燻らせながらクルボアジェのナポレオン飲っていたらサイコーなんだけど。
まぁ、ひとまずは「パーク」の発音からかな。
でもしっかり発音してりゃ、だいたい「叶う」っていうしね。