次女、おめでとう
2024年9月28日(土)
もう風邪は治ったはずなのに、なんかノドの調子が悪くて早朝に目が覚める。しっかり寝たいわ。
調子が悪い、とは言ったが実際は「とにかく痒い」。ブタクサやらヨモギやらの花粉が来ているんだな、ようやく秋か。
三女は部活が休みだし、次女も「高校のオープンキャンパスで学食のカレー食べられるから、今日はお弁当無くてイイよ!」らしい。そうか、助かるな。
朝に余裕が出来た分、本が読める。
ただ、もう本当にビジネス本は響かなくなってしまって、ここのところ20冊くらい連続して猛烈にシラけてしまっている。
今まさに切実に困っている商売人やビジネスパーソンに向かって、「こうやったら上手くいきますよ!」って自分は安全な場所からテキトー抜かしてるだけ。世に蔓延るビジネス本の多くは「藁をもすがる人々を食い物」にしてるような気がしてきた。
買う方も買う方。
自分の商売や仕事の大ピンチの時を、どうして¥2000もしないような本が「救ってくれる」と思っているの?そんなもん、お前らが嫌う「パワースポット巡るだけでなんの努力もせずに幸せになろうとしてるヤツら」と案外一緒なんだぞ。
でも俺も倒産する時はそんな感じでしたから、お気持ちはよくわかります。
「書を捨てよ、町に出よう」。ビジネス本を読むのも良いんだけれど、実践が伴ってこそでございますよ。
登校前。
次女と「カレーは食べさせてもらえるとしても、トンカツくらい自分で持って行った方がイイかも?」と話していたが、そっち見なくてもカミサンが怒っているのがわかったのでヤメておいた。
ランチ。全然おヒマ。
「ヤっベェ!ビジネス本ディスってたせいか!」と思ったが、13時すぎてからはずっと満席。どうもありがとうございました、助かりました。
テイクアウトのご注文もたっぷりで、今日は休憩なしで夜営業。
最初の方こそバタバタしたが、あとはのんびりとした営業だった。
今日は次女のお誕生日。
「アレとアレを今年のお誕生日分とします」と、別日で次女には予算配分をしており、今日は特別なイベントは無し。
カミサンとは「何かちょっとした事くらいはやってやりたいね」と話していたのだが、忙しさに感けて結局何にもしてやれなかった。
が、アメリカのケンケン(次女の彼氏)からサプライズでプレゼントが届いていた。
帰ってきた次女の渡すと、カミサンが「確かリコが5歳くらいの時、こんな姿見たわ」というくらい、次女、歓喜の大号泣。
今まで見てきた中でこんなに嬉し泣きしている人間を見たことはなかったが、でも嬉しさもあるが逢えない寂しさも交差しちゃって感情が爆発してるんだろうな。
次女、良かったな。
アメリカからは、俺にもカミサンにも長女にも三女にもお袋にもメッセージが同封されていた。
人を喜ばせることに照れてはならない。
凡百のビジネス本じゃあ、ケンケンの手紙に勝てるわけがないんだよな。
次女、お誕生日おめでとう。写真は2015年1月8日の深夜。
明日から3学期なのに、冬休みの宿題をやっていない事が判明した夜の次女でございました。