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2024-08-20

それが人生

2024年8月20日(火)

朝、次女と三女を送り出し、お仕事開始。

 

夏休み期間中の忙しさはピークが去り、今日からは落ち着いた営業になると思う。

仕込みはそこそこにしておいて、この忙しかった期間を振り返りながら、キッチンの動線改善のミーティング。

 

島根に帰ってもう14年も経つ。

その頃を思えば店自体は随分と良くはなっているとは思うが、成長のスピードは減り、ハングリーさも失われているのは事実。

ただ、絶対にまだまだやれる事はあるはずなんだ。

 

予約の件数も先週に比べればグッと落ち着き、この分なら今日はカミサンと2人営業でも余裕かしらと思っていたのだが、12時過ぎたあたりから本日も満席御礼でありがとうございました。

 

忙しいとは心を少なくすること。思いやりの余裕がない。

カミサンは俺に対して「その不機嫌な態度が気に入らないのよ」と言うが、それはコッチも全く同じこと。

最近読みだした『娘が旅立つ朝』という小説がまさにこんな感じで、スタッフ全員から「何でそんな本を読むのよ!」とツッコまれたが、読み始めちゃったんだから仕方ないじゃない。

あと1分で夫婦喧嘩になるところだったが、滑り込みでクリエィティブS女史が出勤して来てくれて助かった。

 

カミサンは「は?別に喧嘩になんかならんけど」と吐き捨てていたが。

 

今日はランチで営業終了。

部活から帰って来た娘たちとその母親は温泉へ。

 

俺はルームランナーで走りながらyoutubeで繁盛店のキッチンのお勉強。どんな業態であろうと流行っている店というのは勉強になる。

 

夕食中。

この10月に浅草キッドが復活イベントをするという話をチラッとしてしまったのだが、早々に「それは付き合えんわ」とカミサン。

別に一緒に来て欲しいともわかって欲しいとも思っていないが、なんか腹の立つ言い回しだ。

 

しかしそんな風に思ってしまうのは、多少なりとも先ほどの『娘が巣立つ〜』の影響もあると思い急いで読了。が、

 

嫌な本。4~50代は全員読んで苦しめ。

 

ただし、「感動」というのはまさに「感が動く」ということ。感情を揺さぶってこそ文学の意味がある。

作者にはあっぱれと、そして全ての父、母、娘たちには「幸など無いけど、生きて行くしか仕方ないわな」と、どうぞよろしくお伝えください。

 

 


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